【愛知・名古屋アジア大会】北朝鮮代表団2人が日本への亡命を希望か「戻らないという意思を示した」韓国メディア報道
愛知・名古屋アジア大会のスタンドで応援する北朝鮮の選手団。写真:ロイター/アフロ
北朝鮮は180人規模の代表団を派遣
愛知・名古屋アジア大会に参加している北朝鮮代表団の2人が、北朝鮮に帰国せず日本への亡命を希望しているという。韓国メディア『月刊朝鮮』が報じた。
同メディアは9月22日、北朝鮮代表団の約180人のうち2人が「北朝鮮に戻らない」という意思を示し、日本への亡命を希望していると報道。2人は韓国ではなく日本への亡命を希望し、現在その可能性を探っているという。情報は、日本の在日朝鮮人コミュニティにいる情報機関の協力者を通じて入手したものとされている。
一方、2人が北朝鮮代表団の中でどのような立場にあるのか、選手なのか役員・関係者なのかを含め、具体的な身元は明らかになっていない。また、実際に日本側へ亡命申請を行ったのかどうかも確認されていない。
愛知・名古屋アジア大会は9月19日に開幕し、10月4日まで開催される。北朝鮮は選手、役員ら約180人の代表団を日本へ派遣。同メディアによると、北朝鮮が大規模な代表団を日本に派遣するのは、1985年の神戸ユニバーシアード以来、41年ぶりとなる。
日本政府は核・ミサイル開発などをめぐる独自制裁によって、北朝鮮国籍者の入国を原則として制限している。今回の国際スポーツ大会への参加については例外的に入国を認めている。
また、同メディアは、日本政府関係者が大会開幕日の9月19日、北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相に対して日朝交流の促進を伝えたものの、金体育相から目立った反応はなかったとも報じている。
今回の情報は、韓国メディアによる報道が出た段階で、2人が実際に日本へ亡命することが決まったわけではない。同メディアも、2人の亡命をめぐる動きが実際の亡命申請につながるかどうかは不明としている。
愛知・名古屋アジア大会には、北朝鮮から男子42人、女子65人の計107選手が参加し、サッカー、重量挙げ、レスリングなど14競技に出場している。大会期間中の北朝鮮代表団をめぐり、果たして今後2人の身元や日本側への申請など具体的な動きが明らかになるか――。
同大会の男子サッカーでは9月26日の準々決勝で、大岩剛監督率いるU-21日本代表が北朝鮮代表と対戦する。
関連記事
【アジア大会 運営トラブル】北朝鮮選手団の入村式が90分遅れ、記念撮影のみ。女子サッカー、重量挙げなどで金メダルを狙う選手団





SH

