生成AIで「30分」制作、堀井雄二氏の無料ゲームに賛否。“ホリエモン”堀江貴文氏「お前ら何言ってんだよ」と批判に反論
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏。(C)SAKANOWA
「AIに指図するだけで、ひとりでゲームを作れる」。『ポートピア連続殺人事件』生みの親の実験作に注目が集まる
『ドラゴンクエスト』シリーズや『ポートピア連続殺人事件』を手掛けたゲームデザイナーの堀井雄二氏がこのほど、生成AIを活用して制作した短編推理ゲーム『取調室の小宮』を無料公開した。堀井氏によると、制作時間は「ほんの30分ほど」。ブラウザから遊べる作品で、ゲームファンの間では生成AIの活用方法を巡る議論も起きている。
プレイヤーは刑事となり、「質店金庫荒らし事件」の容疑者である元錠前職人・小宮を取り調べる。供述と証拠の矛盾を突き、小宮の嘘を見破って事件の真相に迫る内容だ。「動揺」と「反発」の数値が設定され、追及の仕方によっては黙秘される仕組みも採り入れられている。5~10分ほどで遊べる短編ながら、堀井氏のアドベンチャーゲームらしい“尋問”の駆け引きが楽しめる。
堀井氏は自身のエックス(旧ツイッター)で、かつて『ポートピア連続殺人事件』を制作した際、物語、絵、プログラムを一人で手掛けたと回想する。そのうえで、現在はAIを使えば、絵やプログラムができなくても、指示によって一人でゲームを作れることに驚いたとつづっている。
このAI利用を巡っては、SNS上で著作権やクリエイターの仕事への影響を懸念する声も出ている。こうした反応について、実業家の堀江貴文氏は自身のユーチューブチャンネル「ホリエモンチャンネル」で解説。AIの利用を「盗み」や「チート」と捉える批判に対し、「お前ら何言ってんだよ」と反論した。
堀江氏は、ゲーム制作が大規模化し、多人数でグラフィック、音楽、プログラムなどを分担する時代になった一方、生成AIの進化で、優れた発想を持つクリエイターが一人でも形にできる可能性が広がっていると指摘。堀井氏の作品を、ゲームデザイナーの構想をAIが補助する事例として評価した。
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