【浦和×千葉】なぜGK西川へのブロックはファウルにならなかったのか? もしも主審が逆の判定をしていたら…

浦和の西川周作。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

VARはすべてのゴールシーンで、ファウルの有無をチェックしている

[J1 第11節] 浦和 – 千葉/2026年10月21日19:30/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ第11節、浦和レッズ対ジェフユナイテッド千葉戦の32分、ンドカ・ボニフェイスが1-1に追い付く同点ゴールを決めた場面、矢村健にブロックされて転倒したGK西川周作がファウルをアピールしたものの、VARの介入はなく得点が認められた。

 西川や浦和の選手たちは抗議したものの、判定は覆らなかった。もちろん、すべてのゴールについて、VARはファウルがなかったかをチェックしている。

 そのうえで、この場面、VARは主審の判定を維持した。

 VARが介入するのは、「はっきりとした、明白な間違い」または「見逃された重大な事象」があった場合だ。

 今回、主審は近い距離で、西川と矢村の接触を確認していた。おそらくVARから主審には、二人のコンタクトを確認していたかという問い合わせはあったと見られる。そこで主審が、正当な接触の範囲内である「フットボールコンタクト」だったという認識を示し、VARが“明らかな間違いではない”とその判断を支持した可能性が高い。もしも、VARがその判断に明白な誤りがあると判断していれば、オンフィールドレビューに至っていただろう。

 より近い位置で見ている主審の判定が尊重された形だ。

 とはいえ、西川は体の正面からの接触で転倒している。仮に主審が矢村のファウルと判定していた場合、映像からその判断が明白な間違いと認められなければ、反則の判定が認められた可能性もある。

 VARが介入するのは、あくまで主審の判定に「はっきりとした、明白な間違い」がある場合に限られるということだ。

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