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不運…長澤が主審に”ブロック”されてゴール許す。湘南は浦和からダブル達成

湘南ベルマーレの菊地大介。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

湘南はJ1残留を確定できず。16位以上は確定。

[J1 33節] 湘南 2-1 浦和/2018年11月24日/Shonan BMWスタジアム平塚

 湘南ベルマーレが、梅崎司、菊地俊介のゴールを守り切り、2-1でホーム最終戦を白星で飾った。湘南は今季アウェーでも勝利を収めており、浦和に対しベルマーレ平塚時代の95年以来、湘南になってからは初のホーム&アウェーの「2勝=ダブル」を収めた。

 立ち上がりは浦和に押し込まれた湘南だが、20分、カウンターから抜け出した梅崎司が決めて先制。その後もホームチームが優勢に試合を進め、56分には、長澤和輝がボールサイドに寄った際に松尾一主審と激突。その流れから菊地俊介がゴールを決めて、リードを広げる。浦和にとってはやや不運な形での失点となった。

 一方、アンドリュー・ナバウト、柴戸海、ズラタンと投入した浦和も反撃の色を強める。77分、武藤雄樹のスルーパスを興梠慎三がねじ込み、1点差に。その後も攻勢を強めたが、湘南の粘り強い守備を崩し切れず……。

 勝点3を積み上げた湘南は16位以上を決めた(33節を終えて14位)。確定はできなかったものの、J1残留へ向けて貴重な勝点3を掴んだ。15位サガン鳥栖、16位名古屋グランパスとともに、勝点40で3チームが並んで最終節を迎える。

文:サカノワ編集グループ

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