ベルギーで躍動する鎌田大地。アジア杯の日本代表招集はあるか?
アントワープ戦でフル出場し、3点目につながるクロスを放った鎌田大地。©STVV
これまで9得点1アシスト。2位アントワープ戦で、貴重なゴールを演出。
[ベルギー1部 17節] アントワープ 1-3 シント=トロイデン/2018年12月2日/アントウェルペン
シント=トロイデンの鎌田大地が絶好調だ。
最近3試合4得点1アシストと勢いに乗って臨んだ17節の2位アントワープ戦、鎌田は出場停止のエースストライカーのボリに代わってセンターフォワードとして先発フル出場を果たした。4試合連続ゴールこそならなかったものの、74分、右サイドからのクロスでガルシアのゴールを演出。試合を決定づける3点目をもたらしてみせた。
冨安健洋、遠藤航もフル出場し、シント=トロイデンは3-1で勝利を収めて、4連勝を達成。勝点を4位のアンデルレヒトと並ぶ「30」に積み上げ、上位進出も射程圏に入ってきた。5日のカップ戦を挟み、8日のリーグ戦では7位のスタンダール・リエージュとホームで対戦する。
鎌田は今最も乗っている日本人アタッカーの一人に挙げられる。日本代表の森保一監督も彼をリストアップしているという。Jリーグ勢がオフに入るなか、ベルギーでコンディションを高めながらコンスタントに結果を残している貴重な存在に挙げられる。1月5日から始まるUAEアジアカップ(日本は9日に初戦)の日本代表メンバーに抜擢される可能性も高まってきた。
文:サカノワ編集グループ