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【Jの輪】「調子乗り」から「徳島ライン」へ

調子乗り世代の3人から、長谷川悠へ!(C)茉莉香│MARIKA

河原和寿→梅崎司→福元洋平→長谷川悠に。

 Jリーグの選手が友達をつないでいく連載企画「Jの輪」は、2007年のU-20カナダ・ワールドカップ(W杯)に出場にしたU-20日本代表の『調子乗り世代』河原和寿(愛媛FC)、梅崎司(湘南ベルマーレ)、福元洋平(レノファ山口)とつながった。

 河原と梅崎は87年生まれの早生まれ(河原は1月、梅崎は2月生まれ)で、学年的には中心選手たちより一つ上。それでも二人ともイジラれ役だったそうで、そういった立場もあり、一緒にいる時間も長くなり仲良くなっていったという。

 そして梅崎がつないだのが同郷であり大分トリニータ下部組織出身同士である福元だ。

「洋平が先にトップチームではスタメンで試合に出て、加えてアンダー世代の日本代表でもキャプテンを務めていた。一番身近にいながら同世代のトップであり、僕が追いかけていた存在」

 それぞれが触発をし合ってきたと認める仲。今でも電話をすればサッカー論議に花が咲き、気付けば1時間は話をしていることもあるという。

 福元は梅崎について、次のように語る。

「僕に勇気を与えてくれる源と言える存在。大きなケガから何度も立ち上がり、立ち向かっていく姿を見て、負けていられないなという気持ちをもらってきました。プライベートでも仲が良いですが、同時に尊敬もしてきました」

 そして福元の紹介は、同い年であり、世代別日本代表でともにプレーし、その後、徳島でつながった長谷川悠だ。「体は大きいけれど、とても優しい」(福元)。二人が徳島ヴォルティスに在籍した間、福元は長谷川から体のメンテナンスに関する様々な知識について学び、とても勉強になったと言う。当時のチームメイトは今もなお、「徳島集合」で顔を合わせているとうのも面白い。

 2018年から2019年への新たなスタートへ――長谷川悠選手の「Jの輪」は、明日12月31日夕方にアップします!

文:サカノワ編集グループ

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