浦和の新助っ人エヴェルトンが合流「自分の写真を残せるような歴史を作りたい」
浦和に加入したエヴェルトン。背番号は「8」に決定。(C)SAKANOWA
マウリシオ、ラファエル・シルバはブラジル時代からの友人。
浦和レッズの始動日となった1月17日、新助っ人のブラジル人MFエヴェルトンが合流した。ポルトガルのFCポルト(ポルティモネンセにレンタル中だった)からの期限付き移籍。背番号は8に決定した。エヴェルトンは「目標であり夢は、このクラブで自分の写真を残せるような歴史を作ることです」と抱負を語った。
エヴェルトンは1992年12月1日生まれの26歳。ブラジルのサンパウロ出身。181センチ、73キロ。
「移籍の話をいただく前から浦和レッズのことは知っていました。数年、友人がこのチームでプレーしていて話を聞くことができたのも移籍を決めた理由の一つです。ロブソン(ポンテ)からもこのクラブの素晴らしさや『ビッグクラブだぞ』と説明を受けていたことも影響し、来日することをとても楽しみにしていました」
その友人とはマウリシオとラファエル・シルバ(浦和→武漢卓爾)。いずれもブラジル時代からの友人だという。ファブリシオもポルティモネンセでの同僚だった。
「ミッドフィルダーでパスと動きのあるプレーが得意だと言われます。基本的に私は『グループプレーヤー』。個でいかに打開するかという以上に、チームとしてどれだけプレーができるかを心掛けています。ボールをはたいて、しっかり前へ出て再び受けることを意識しています」
そしてエヴェルトンは決意を示した。
「ハードワークをしてやるべきことにフォーカスすれば、いい仕事ができると信じています。個人的な目標であり夢は、このクラブで自分の写真を残せるような歴史を作ることです。サポーターの皆さんと1日も早くお会いしたいので、それまでにコンディションを高め体を作って、いいプレーを見せたいです」
中盤と前線のタレントが豊富な浦和で、どのような役割を担い、どのような相乗効果をもたらすのか。昨季のファブリシオに続くポルティモネンセからの獲得となり、ポジション争いは一段と激しくなり、さらに活性化が促されそうだ。
文:サカノワ編集グループ