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【トロインデン】関根貴大が先発で戦列復帰「ここからがスタート」

関根貴大が約4か月半ぶりに戦列復帰。サイドから積極的に仕掛けた。(C)STVV

ゲンクとのダービーは2-3で惜敗。鎌田大地はトップ下でフル出場。小池裕太もベンチ入り。

[ベルギー1部 22節] シント=トロイデン 2-3 KRCゲンク/2018年1月18日/スタイエン

 シント=トロイデンVVが現地時間1月18日、ベルギー1部リーグ(ジュピラー・プロ・リーグ)22節、ゲンクとのダービーマッチを行い、2-3で惜敗を喫した。

 ウィンターブレイク明けの一戦、関根貴大が試合開始早々に左ハムストリングス筋挫傷を負った昨年9月1日のKVオーステンデ戦以来、約4か月半ぶりに先発し、戦列復帰を果たした。4-1-2-3の左ウイングで、84分までプレーして交代している。

 また、鎌田大地はインサイドハーフでスタメンフル出場。小池裕太も初のベンチ入りをした。

 シント=トロイデンは2分、70分にゴールを奪い、二度リードしながら、29分、75分、80分に失点して、2-3で敗れた。

 試合後、関根は次のように語った。

「本当に久しぶりのゲームで、90分やりたかった思いもありました。

 自分たちがもったいないゲームをしてしまい、自分も何度かあったチャンスで、シュートにすら行けなかったのは悔いが残ります。

 最終ラインに入ってサイドバックのケアをして、そこからどうパワーを使って攻撃に入っていけるかを考えていたんですけど、なかなか押し込まれる場面が多くて前に出られなかったことが悔しかったです。

 サッカーをやれることの幸せをすごく感じましたし、結果がついてくればなお良かったですけど、ここのピッチ立つのがどれだけ大変か、ドイツ、そしてこのベルギーで感じたので、一歩、徐々に徐々に進んでいければいいと思います。

 ここからがスタートなのでまた継続して試合に出られるように頑張りたいと思います」

 また、鎌田は次のようにコメントしている。

鎌田は2列目でフル出場。(C)STVV
「今日は(相手の)ナンバー10よりナンバーエイトやボランチをやっていた感覚でした。
 
 僕はそこを本職としてやりたいので、下がれば得点するチャンスは減るけれど、僕自身は良いプレーもできたと思いますし、本来の自分なのかなと思います。
 
 難しい試合でしたがみんないいプレーしていて、試合内容としてはよく戦えたと思います。僕らしいプレーもできて、上位チームと対戦する時はより気持ちよくプレーできますし、ここからの5連戦がとても大事になります」
 
 アジアカップに臨む日本代表に招集されている遠藤航、冨安健洋が不在のなか、ポジションは異なるものの、鎌田、関根、小池、そして先日加入の決定した木下康介を含め総力でその穴を埋めつつ、しっかりアピールもしていきたい。
 
文:サカノワ編集グループ

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