鹿島の三竿健斗は「令和」に向け「平成」最後の1か月に全力
鹿島の三竿健斗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ACL&名古屋、FC東京…重要な計6試合。16日には23歳の誕生日。
[J1 6節] 鹿島 – 名古屋/2019年4月5日/県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズのMF三竿健斗が新元号「令和」の決定を受けて4月2日、次のように自分自身にも言い聞かせるようにSNSのツイッター( アカウントは @kentomisaodayo )でメッセージを綴った。
「あと1ヶ月で令和。
平成最後の4月。
今までで1番充実した1ヶ月にしよう。
#時間を大切に」
ケガで出遅れた今シーズン、ようやく戦列に復帰してコンディションも上げてきた。日本代表にもコンスタントに選ばれるようになったボランチは、直近の5節ジュビロ磐田戦(スコアは△1-1)、今季最長の32分間プレーした。
5日にはホームで首位の名古屋グランパス戦、さらに来週のミッドウィークの9日にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の慶南FC戦、帰国後の12日は現在無敗のFC東京戦がいずれもアウェーで組まれている。4月は計6試合、いずれも厳しく楽しみな試合ばかり。
開幕から戦い続けてきた選手にもやや疲れやケガも見え始め、三竿の力が一段とチームに必要とされている。そして何より4月16日には自身23歳の誕生日も迎える。
平成最後の4月を、三竿健斗の月に――。
新時代に向けて、鹿島の背番号20はまず平成のラスト1か月を全力で闘う。
文:サカノワ編集グループ