コパでは日本代表の軸!STVV遠藤航が完全復活「ハードワークで負けない」
シント=トロイデンの遠藤航。(C)STVV
アジア杯以来の復帰。ベルギーの「プレーオフ2」で、2試合連続スタメン。
[ベルギーリーグPO2 2節] ベールスホット 1-2 シント=トロイデン/2019年4月3日/オリンピッシュ
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の7位から12位で争う「プレーオフ2」の2節、シント=トロイデンの遠藤航が3-4-3のセンターハーフでフル出場を果たし、2-1の逆転勝利を支えた。
1節のシャルルロワ戦(〇3-1)に続くフル出場。日本代表として臨んだ1月28日のアジアカップ準決勝のイラン戦(〇3-0)で負傷して以来、このプレーオフ2で戦列復帰を果たし、しっかりとチームの中盤を支えて、連勝に貢献している。
遠藤は試合後、次のようにコメントしている。
「難しいアウェーゲームになるとみんな理解していて、ピッチもやりづらい状況でしたけど、ファイトして試合に勝利できたので良かったです。(2試合連続の逆転勝利に)今シーズン通してビハインド時の戦い方が良くなってきていると感じていて、オーガナイズを崩さずバランス良く、自分たちのプレーを継続してやれているので、同点、逆転と試合を運べているのかなと思います。(次節に向けて)僕たちは1試合1試合目の前の勝利だけを目指し、次節もコンディションを整えてハードワークをして頑張りたいです」
6月開催のコパ・アメリカには、FIFAの「各国サッカー協会が選手を拘束できる大陸別大会は年間1回」という規定により、多くの欧州クラブ所属の日本人選手が参加できない見込みた。シント=トロイデンは日本企業のDMMが経営権を持ち、日本人選手に対するバックアップ体制はきめ細かく、対応も柔軟だ。シント=トロイデンの監督や遠藤本人の意向が伴えば、コパ・アメリカ参戦は十分あり得るだろう。もしも実現すれば、日本代表のチームの軸として、大きな期待が懸かる。遠藤にとってはリオ五輪以来のブラジル参戦で、まさに因縁の地となる。
次節ウェステルロ戦は現地時間4月6日、日本時間の7日3:00キックオフだ。
文:サカノワ編集グループ