FC東京移籍!?ロッベンが5か月ぶりの復帰で語った「想い」
バイエルン時代のアリエン・ロッベン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ハノーファー戦で約4分間プレー。最終節のホームラストゲームは長谷部所属のフランクフルト戦。
[ブンデス1部 32節] バイエルン 1-3 ハノーファー/2019年5月4日/アリアンツ・アレーナ
バイエルン・ミュンヘンの元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが5月4日の32節・ハノーファー96戦、86分から途中出場を果たした。昨年11月24日の12節フォルトゥナ・ドュッセルドルフ戦(△3-3)で途中出場から19分間プレーして以来、実に約4か月ぶりの実績復帰となった。
オランダのニュースサイト「un」は、ロッベンのハノーファー戦後のコメントを掲載している。バイエルン在籍10シーズン目になる背番号10は次のように語った。
「心から感謝しています。真っ先にまず頭に思い浮かんだのは、その一言です。すべてをリハビリに捧げ、いろいろな方たちに支えられ、この日のために取り組んできました。出場はわずか4分間でしたが、本当に感謝しています。(アディショナルタイムに訪れたハイライトと言えるFKのキッカー役は)あれはチームからの贈り物でしたね」
今年1月に35歳の誕生日を迎えた左利きのドリブラーは、腰、大腿部、ふくらはぎと傷めながらも、このシーズン最終盤にしっかり合わせて復活を遂げた。
今季限りでのバイエルン退団がすでに決定している。イタリアの移籍専門メディア『カルチョメルカート』などは、FC東京、インテル・ミラノ、MSL、オランダリーグなど「多くのクラブが獲得を検討している」と移籍の可能性を報じていた。ちなみに、「FC東京はオファーを出している」と伝えられていたが、果たして……。
ブンデスリーガは残り2試合。次節にも2位ボルシア・ドルトムントの結果によっては、バイエルンのリーグ7連覇が決まる。最終節のホームラストゲームでは長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦。また、5月25日にはRBライプツィヒとのDFBカップ決勝も組まれている。
戦列復帰を果たしたことでオランダ代表でも96試合37ゴールの実績を残すロッベン(さらにフランク・リベリも)の動向が、これから注目を集めそうだ。
文:サカノワ編集グループ