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【日本代表】ウルグアイから鮮烈2得点の三好康児「前を向くと仕掛けるスペースがあった」

三好康児 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

初先発の期待に応える。横浜FMで今季13試合に出場、神戸戦に続く”固め打ち”。

[コパ・アメリカ GS②] 日本 2–2 ウルグアイ/2019年6月21日(日本時間)/アレーナ・ド・グレミオ

 日本代表の三好康児(横浜F・マリノス)がコパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ2節、ウルグアイ代表から2ゴールを奪う活躍を見せた。日本代表初招集初先発で、森保一監督の期待に応えてみせた。

 まずスコアレスで迎えた25分、柴崎岳の左から右への大きなサイドチェンジから、三好がゴール前へ躊躇わず持ち込むと、右足を振り抜く。グラウンダーのシュートを予測したGKをあざ笑うかのように、強烈なシュートをゴール上部に突き刺し、日本に先制点をもたらした。

 さらに1-1で迎えた59分、タメを作った中島翔哉のパスから杉岡大暉がクロス。岡崎慎司がニアに詰めて潰れると、GKの弾いたボールを再び三好がねじ込み2点目を奪った。

 その後2-2に追いつかれたものの、日本は今大会初となる勝点1を掴み、グループステージ突破へ望みをつないだ。

 三好は試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。

「(試合の)入りのところから自分たちの考えていたプレーを出せて、自分個人としてもゴールを狙っていけて、得点も取れました。チームとしてもこの勝点1は大きいものになったと思います」

 自身のゴールについて、「チャンスはあると思っていました。ボールを受けて前を向いた時に、仕掛けられるスペースがあったので、特に1点目はゴールに向かっていくプレーを出せて良かったと思います」と振り返った。

 グループステージ最終節はエクアドルと対戦する。三好は「もう一度しっかり次の試合に向けて全員でしっかり準備をして、勝点3を取って、その先に行ければと思います」と抱負を語った。

 三好は1997年3月26日生まれの22歳。今季は川崎フロンターレからの期限付き移籍で、横浜FMでプレー。これまでJ1リーグ13試合3ゴールを記録している。途中出場から2ゴールを決めた5月18日の12節・ヴィッセル神戸戦(〇4-1)に続き、今回、日本代表初先発で”2ゴール固め打ち”を果たした。

文:サカノワ編集グループ

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