【移籍情報】シュトゥットガルトが鎌田大地の獲得を検討。遠藤航も?さらに!?
日本代表でプレーした鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
フランクフルトから再びレンタル!?
2019-2020シーズンのブンデスリーガ2部への降格が決まったVfbシュトゥットガルトが、昨季ベルギー1部のシント=トロイデンVVでプレーした日本代表デビューも果たしたMF鎌田大地の獲得を検討しているという。ベルギーのポータルサイト『Votebalニュース』が伝えた。
鎌田はシント=トロイデンへの期限付き移籍を終えて、2019-20シーズン、アイントラハト・フランクフルトに復帰。そこから再びシュトゥットガルトに1年間貸し出される可能性があるという。
鎌田はベルギーでの公式戦通算36試合に出場し、16ゴール9アシストを記録していた。
ただし、同サイトはこれまで、同じくシント=トロイデンでプレーしていたボランチの遠藤航に、シュトゥットガルトが正式オファーを出していて、「確証は得られていないが、すでに合意している可能性もある」と伝えていた。
さらに先日には、「シュトゥットガルトはシント=トロインデンにスカウトを送り込んできた。しかしチェックリストの優先度で最も高かったのはFWヨハン・ボリであった」と、12ゴールを決めていたコートジボワール代表の25歳のストライカーをもリストアップしているとレポートしていた。
ここに来て、さらに鎌田の名前も浮上……。一気に1チームから3人を引き抜くというのは、やや現実味を欠くようには思える。
岡崎慎司、細貝萌、酒井高徳、浅野拓磨……シュトゥットガルトでは過去、数多くの日本人選手が活躍し、ステップアップを遂げてきた。1年での1部復帰を狙うドイツの古豪は果たして誰を狙っているか? 日本人コンビの加入もあり得るのか? 正式発表が待たれるところだ。
鎌田大地は1996年8月5日生まれの22歳。ガンバ大阪ジュニアユースから東山高校を経て、2015年にサガン鳥栖へ加入。2017-18シーズンにフランクフルトに加わり、昨季、シント=トロインデンに期限付き移籍。前線のあらゆるポジションをこなして数多くのゴールをもたらしてブレイク。3月に行われたキリンチャレンジカップのコロンビア代表戦で日本代表デビューを果たした(国際Aマッチ2試合0得点)。
文:サカノワ編集グループ