鎌田が意地を見せる2得点2アシスト!長谷部とともに初の練習試合で先発
シント=トロイデンでの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
フランクフルトと地元チームの交流戦で。
ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトが7月4日、地元クラブのDJKバート・ホンブルクとプレシーズン初の練習試合を行い、2トップの一角で先発した鎌田大地が2得点2アシストを記録した。長谷部誠とともに前半45分間プレーした。
チームは7月1日に始動。体力テストなどを経て、3日から全体練習に取り組んできた。そして4日、フランクフルト近郊にあるクラブチームとの交流戦が組まれた。クラブの公式ツイッターによると、3-5-2のシステムで、リベロに長谷部、2トップの一角に鎌田が先発。立ち上がりからフランクフルトが攻め込み、鎌田が意地を見せるように2得点2アシストと全得点に絡んでみせた。
チームはさらに得点を重ねて前半だけで6ゴールを奪取。メンバーを総入れ替えした後半はさらに8点を追加し、14-0で勝利を収めている。
昨季レンタル移籍したシント=トロイデンでリーグ24試合12得点を決め、さらに3月のキリンチャレンジカップで日本代表デビューを果たした鎌田は、一旦、フランクフルトに復帰。しかし地元メディア『フランクフルター・ルンドシャウ』によると、レンタル復帰組(クラブと複数年契約を結んでいる選手)について「鎌田大地、ニコライ・ミュラー(昨季ハノーファー96)あるいはフェリックス・ヴィートヴァルト(昨季デュイスブルク)の帰還者には、未来が開かれていない。ルディ・ヒュッター監督は『 彼らと仲介人(代理人)にはそのむねを伝えている。彼らは時刻表も知っているだろう』と語っている」とレポート。指揮官は現状、鎌田を戦力として構想していないとレポートされていた。
ということは、鎌田と新天地の交渉がかなり進んでいるということだろうか? これまで鎌田にはブンデスリーガ2部に降格した、名門Vfbシュツットガルトが獲得に向けて関心を示していると言われているが……。
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[文:サカノワ編集グループ]