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【アウディ杯】久保建英2試合途中出場。トッテナムがバイエルンにPK戦勝利で優勝

アウディカップはトッテナムがPK戦の末にバイエルンを下して優勝を果たした。(C)Audi Cup 2019

このあとカスティージャに合流?RBザルツブルク、ローマとのPSMでの久保の起用は…。

 プレシーズンの親善大会「アウディカップ」決勝は、トッテナム・ホットスパーFCがバイエルン・ミュンヘンに2-2の同点から、PK戦の末、6-5で勝利を収めて優勝を果たした。また、3・4位決定戦は、レアル・マドリードがカリム・ベンゼマのハットトリックなどフェネルバフチェSKに5-3の勝利を収めた。

 最終順位と試合結果は次の通り。

1位:トッテナム 
2位:バイエルン 
3位:レアル・マドリード 
4位:フェネルバフチェ

【試合結果】

▽準決勝 第1試合
レアル・マドリード 0-1 トッテナム・ホットスパー
得点者:ハリー・ケイン(22分)

▽準決勝 第2試合
バイエルン 6-1 フェネルバフチェ
得点者:バ=トーマス・ミュラー(31分、44分、58分)、レナト・サンチェス(22分)、レオン・ゴレツカ(28分)、キングスレイ・コマン(40分) フェ=マックス・クルーゼ(64分)

▽3・4位決定戦
レアル・マドリード 5-3 フェネルバフチェSK
得点者:レ=カリム・ベンゼマ(12分、27分、53分)、ナチョ(62分)、マリアーノ(79分) フェ=ガリー・メンデス・ロドリゲス(6分)、ナビル・ディラル(34分)、オザン・トゥファン(59分)

▽決勝
トッテナム 2(6PK5)2 バイエルン
得点者:ト=エリク・ラメラ(19分)、クリスティアン・エリクセン(59分)、バ=ヤン・フィーテ・アルプ(61分)、アルフォンソ・デイビス(81分)

▽久保はいずれの試合もシュートまで持ち込んだが…。

 18歳の日本代表MF久保建英は、今回、2試合にいずれも途中出場でチャンスを得た。トッテナム戦は79分にルカ・モドリッチと交代でボランチに入り(途中から退場で10人になりやや高めの位置でプレー)、限られた時間のなかで3本のシュートを放った。

 そして続くフェネルバフチェ戦では、73分にフェデルコ・バルベルデと交代で出場。右足で枠内を突く決定的なシュートを放ったが、GKに阻まれた。

 今回もまずまずの好パフォーマンスを見せ、ファンの心を掴んだ。ただし、主力組とのプレー機会が限られたとはいえ、「結果=得点」に絡めなかったのもまた事実だ。

 ジネディーヌ・ジダン監督は久保の今後について、スペインへの帰国後に本人と話すと言う。カスティージャでプレーさせながら、トップチームの練習にも加える意向を示し、「ロドリゴやヴィニシウス・ジュニオールのように、ゆっくり前進してもらいたい」と記者会見で語っている。

 このあと8月のRBザルツブルク、ASローマとの2試合のプレシーズンマッチでは帯同されないのか……カスティージャも活動を開始しており、今後の活動や起用法も改めて注目される。

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