浅野拓磨がベオグラード入り。パルチザン初の日本人選手に!
ベオグラード入りし、パルチザンのタオルマフラーを手にする浅野拓磨。※セルビアメディア『MONDO』より
サボ・ミロシェビッチ監督が獲得を強く要望。3年契約での完全移籍か。
昨季ブンデスリーガのハノーファー96でプレーした、アーセナルFCが保有権を持つ日本代表FW浅野拓磨が8月1日、パルチザン・ベオグラードと契約を結ぶため現地入りした。セルビアメディアの『モンド』が伝えた。
これまでパルチザンはアーセナルからの期限付きでの獲得を検討していたと言われるが、最終的には3年契約での完全移籍になる見込みだ。浅野獲得は、チームを率いるサボ・ミロシェビッチ監督の強い要望によるものということだ。
記事では「トップチームがヨーロッパリーグのグループステージに向かう最初の予選を突破した夜(ホームでのコノーズ・キー戦、3-0で勝利)、パルチザンに新しい選手、浅野拓磨がベオグラード・ニコラ・テスラ空港に到着した」と伝えている。また、この夏の移籍期間では、チームにとって8人目の新戦力の獲得になるという。
パルチザンはこのあと、現地時間の8月4日にFKマチュヴァ・シャバツ、7日にヨーロッパリーグ3次予選マラティヤスポル(トルコ)との第1戦など連戦が続いていく。
浅野はこれまでアーセナルからの期限付き移籍の形で、ブンデスリーガのVfbシュトゥットガルト、ハノーファー96で3シーズンプレー。昨季はブンデス1部リーグで13試合0得点、DFBカップ2試合1得点の成績だった。
また、パルチザンは2018-19シーズン、セルビアリーグ29勝9分8敗で3位だった。すでに新シーズンは開幕していて、初戦はFKインジヤに1-0で勝利を収めている。さらにファイナンシャルプレーによる違反が解除されたヨーロッパカップの2次予選では、前述の通りコノーズ・キー(ウェールズ)に2試合通算4-0(第1戦1-0、第2戦3-0)で3次予選進出を決めている。
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[文:サカノワ編集グループ]
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