緑ビブス久保建英、レアルのトップで練習。南野拓実との対決実現なるか?
久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
7日にRBザルツブルクとオーストリアでプレシーズンマッチ。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードは8月5日、練習施設「シウダード・レアル・マドリード」でのトップチームのトレーニングの模様を公式ホームページ内で伝えた。オフを挟んで再開された練習には、久保建英も引き続き参加。ルカ・モドリッチ、エデン・アザールらと汗を流す姿が、写真と動画で公開された。
公式ホームページによると、トップチームは午後に非常にハードなメニューを行ったという。選手たちはランニングをしたあとサーキットトレーニングを実施。続いて2チームに分かれてボールポゼッションとプレッシングを確認するメニューを実施、そしてミニゲームをこなしたという。
カスティージャのDFデ・ラ・フエンテが練習に加わった一方、ブラヒム・ディアス、フェルランド・メンディ、マルコ・アセンシオがリハビリを継続。ブラヒム・ディアスはグラウンドに出て別メニュー調整を行ったそうだ。
ジネディーヌ・ジダン監督が見守るなか、久保は黄色や緑のビブスをつけてプレー。パス回しの練習メニューでは、他の選手はオレンジビブスとビブスなしに分かれるなか、両チームの”味方”となってパスを供給する「フリーマン役」を担っていたようである。
レアル・マドリードは8月7日(日本時間8日2:00開始)、オーストリアのレッドブル・アレーナで、オーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルクとプレシーズンマッチを行う。
これまでのアメリカとドイツへの遠征とは異なり、今回1試合のみが組まれるなか、久保はメンバー入りできるだろうか。そして久保と南野拓実の対決は実現するのか? 日本代表の新エース候補同士――それぞれプレシーズンで好調をキープしているだけに、新シーズン開幕を控え、ぜひとも見てみたい顔合わせだ。試合の模様はレアル公式ホームページ内の「レアル・マドリードTV」で中継される。
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[文:サカノワ編集グループ]