【湘南】RIZAPが報道否定。出向社員「パワハラの事実ない。曺監督に感謝している」

湘南の曺貴裁監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「愛情あるコミュニケーションを受け、私自身も成長できたと感じている」

 湘南ベルマーレの曺貴裁監督によるパワーハラスメントなどコンプライアンス違反の疑惑報道があった8月12日、クラブの筆頭株主であるRIZAPグループ社が声明を発表した。そのなかで一部報道であった同社から6月まで湘南に出向されていた社員が精神的苦痛を受けてクラブを離れたという点について、事実ではないと真っ向から否定した。

 同社は「一部報道について」と題して、次のようにコメントしている。

「本日、一部報道機関において、当社グループのサッカーJ1リーグ所属チームである湘南ベルマーレの曺貴裁(チョウ・キジェ)監督がパワーハラスメント行為を行った疑惑があるという内容の記事が掲載されております。 当社グループにおきましては、各種法令順守などを含めたコンプライアンス経営の強化を進めております。

 パワーハラスメント行為についても、『断じて行ってはいけない行為』であり、選手やスタッフ・従業員等は、このような行為から守られなければならない存在であると位置付けております。今回の記事内容については、湘南ベルマーレとの連携のもと、Jリーグと協議の上で、事実関係の調査を速やかに行ってまいります。

 また、今回の一部報道においては、RIZAPより出向したスタッフが精神的に追い込まれチームを離れたという記載がありましたが、事実とは異なる内容となっております。

 RIZAPから湘南ベルマーレに対する支援体制は都度見直しを行っており、本年6月までRIZAPから湘南ベルマーレに出向していたスタッフ1名は、当社の研究開発方針に基づき、RIZAP Lab(ライザップ ラボ)の体制強化のためRIZAP株式会社に帰任しております。

 当該スタッフ本人に確認したところ、『曺監督からは愛情あるコミュニケーションを受け、私自身も成長できたと感じており、パワーハラスメントの事実はありません。曺監督には大変感謝しており、今後は、この経験を活かしていきたいと考えています。』と述べています。

 なお、現在もRIZAPは湘南ベルマーレにスタッフを出向させており、継続的に選手のパフォーマンスアップのサポートを推進しております。

 湘南ベルマーレ曺監督は、当社にとっても、かけがえのない大切な仲間でございます。

 当社と致しましては、今後の調査を通じて、重大なコンプライアンス違反の事実がなかったということが明らかにされ、引き続き、共に未来を歩んでいけることを信じております。また、湘南ベルマーレの選手やスタッフ、従業員の皆さんにとって、それぞれの持つ力を発揮しやすい環境が今後においてもさらに整備されるよう、強くサポートしてまいります。

 この度は、湘南ベルマーレを応援頂いておりますサポーターの皆さま、ご支援いただいている企業の皆さまに、今回の記事で、多大なるご心配をおかけしていることにつきまして、心よりお詫び申し上げます。

 以上」

 そのように同社が今回の騒動の”発端”のような形で報道されたことに、真っ向から反論している。

 果たして、なぜこのような事態が起きたのか。今後の調査によって、Jリーグや湘南からどのような説明があるのか注目される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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