×

【モンゴル戦採点】伊東、長友に最高点5。ボールが来なかった権田ら評価が難しいが…

【MAN OF THE MATCH】伊藤純也(日本代表)

南野、遠藤、吉田を4の高評価。及第点も多めに。

[カタールW杯アジア2次予選 2節] 日本代表 6-0 モンゴル代表/2019年10月10日/埼玉スタジアム2〇〇2

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名 採点

▽先発
GK

12 権田修一 3
被シュートなし、相手コーナーキックなし、権田のゴールキックもなし。クロス対応などプレー機会も限られた。記録上は文句なし。そのプレーを評価するには難しく……及第点とした。

DF

19 酒井宏樹 3(▼57分)
前にいる伊東をフォローする形で、サイド攻撃を活性化させた。軽い捻挫をしたことで交代したが、「大丈夫。次出られるように準備します」と試合後に語った。
 
22 吉田麻也 4

事実上、試合を決定づける2点目を叩き込む。最終ラインを高いラインに保って、チーム全体での積極的な守備を貫いた。
 
16 冨安健洋 3
唯一、空回りとまではいかないが、やや入れ込み気味だった。そうしたファイトする姿勢も彼らしさと言えたが、試合終盤、左大腿部を痛めた。日本は終盤10人で戦うことに。翌日にはチームからの離脱が発表され、長期離脱でなければいいが……。

5 長友佑都 5
10年ぶりとなる一発に、「高い位置で仕事をする時間も多くなることから、今日はゴールを狙っていた」と明かした。もう少し崩しのアイデアと工夫が欲しかったが、守備面のリスク管理を含めた対応も申し分なく、最高点「5」をつけた。

 
MF
7 柴崎 岳 3
目立つ場面は少なかったが、危険になりそうなスペースを丁寧に埋めて、チーム全体を支えた。
 
 遠藤 航 4
9月シリーズで2試合に出場した橋本拳人に代わって先発し、代表初ゴールを奪い、ミドルレンジからのシュートで鎌田の代表初ゴールも演出。球際でも負けることはなかった。ただ、こうした相手であれば、ボランチ(センターハーフ)がもっと攻撃陣をコントロールし、いろいろな形から攻略を試みたかった。

14 伊東純也 5 [MAN OF THE MATCH]
自身のゴールはなかったものの3アシストを記録。「今日はアシストで貢献するほうが効果的だと感じた」と、チームの勝利を優先するプレーを選択し、長短のクロスでチャンスを作り出した。 

10
 中島翔哉 3

長友のオーバーラップを引き出していていた。ただ、その際の自身の「立ち位置」を見つけられずにいた。長友に代わって守備に回って貢献するシーンもあり、今回のレベルであれば対応できていたが――。

9 南野拓実 4(▼61分)
時に潰れ役になり、時にストライカー的になり――ハードワークを怠らず先制点を奪取。おそらく次戦を見据え、早めの交代に。
 
FW
11 永井謙佑 3(▼70分)
スペースが限られるなか、サイドに流れるなど相手を引き出し起点にもなる。伊東のクロスにDFの前に入り込んで一発! 大迫とはタイプが異なるものの、もう少し、ボールの収めどころになってタメを作れると攻撃の幅も広がりそうだが。

▽交代出場
DF
3 安西幸輝 3(△57分 )
良い意味でも、悪い意味でも、自身をアピールしようとするアグレッシブさは感じられた。しかし、この日は、周りの良さを引き出し切れず。

FW
18 鎌田大地 3(△61分 )
遠藤のミドルのこぼれ球をヘッドで押し込み代表初ゴール。まさに”大地”のようなスケールの大きなプレーを見せたが、鎌田にしかない武器が何であるかをもう少し示したかった。


MF
8 原口元気 ー(△70分 )
縦へのアクションを起こした際は鋭さがある。ただ、悪くはないが、良いとも言えず。この日も突き抜け切れなかった。
 

関連記事:「久保建英ロス」カスティージャの今、ラウル監督が困っている

[取材・文:塚越 始]

Ads

Ads