【日本代表】ジャガー浅野拓磨「この舞台が常に目標」パルチザン仕込みの強力ヘッド!試合後に誓ったのは…

日本代表の浅野拓磨。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

通算4ゴール目。久保建英のパスからバーを叩く一撃も。

[カタールW杯 アジア2次予選3節] タジキスタン 0–3 日本/2019年10月15日/パミール・スタジアム(ドゥシャンベ)

 日本代表のFW浅野拓磨がタジキスタン戦、2-0とリードして迎えた試合終盤に野性味溢れる強烈なジャンプヘッドからゴールを仕留め、試合を決定づける3点目を奪ってみせた。”ジャガー”浅野は試合後のフラッシュインタビューで「久しぶりに代表戦のピッチに立てたこと、チームとして勝てたこと、その勝利にゴールという形で貢献できたことは、素直に嬉しいです」と振り返った。

 日本が畳み掛けていた時間帯だった。

 最初のカードで64分から4-2-3-1の左MFに入っていた浅野がゴール前へ進入する。82分、そこに酒井宏樹からのクロスが飛んでくると、相手DFに体半分競り勝って高い打点でヘッドに合わせ、基本通りと言える地面へ叩き付ける一撃でゴールネットを揺らした。さらに久保から受けたパスに左足を振り抜いたが……惜しくもボールはクロスバーを叩いた。

「今シーズンは新天地でプレーしていますが、どこでプレーしてもやるべきことは変わりません。目指すべきところは、この代表のピッチで、それも変わることは変わりません。ここを目指していた分、ピッチに立ってゴールできたことは、僕にとって、これからプラスになると感じています。まだまだ課題のほうが多いので、まだまだ頑張らないといけません」

 これまで籍を置いていたイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCを退団し、新天地に選んだのはセルビアのパルチザン・ベオグラードだった。生活環境など日本のほうがいい面もあるが、旧東欧の名門が浅野のプレーについてのスカウティングを繰り返していたというほど獲得に熱心だったこともあり、喜んで移籍を決断した。そして、ヨーロッパリーグ本戦出場を果たすなどさっそくチームに貢献し、これまで公式戦12試合1得点1アシストを記録している。

 今回、そんなパルチザンへの感謝にもなる一撃になった。

 何より日本代表のFW陣のポジション争いに、しっかり食い込んできた。森保ジャパンの初陣となった昨年9月の親善試合コスタリカ戦(〇3-0)でゴールを決めて以来1年ぶりの招集で、結果を残した。今度は代表で掴んだ自信を生かして、再びパルチザンで活躍する。そんな好循環を描いていきたい。

「(W杯アジア予選は)ここから厳しい戦いが続いていき、勝ち抜くためにはサポーターの皆さんの力が必要です。その舞台に1試合でも多く立てるように、頑張りたいと思います」

 浅野はそう誓う。

 レンタルでチームをさすらっていた時とは大きく心境が異なる。セルビアの首都ベオグラードに居場所を見出したジャガーが牙を剥き出し、一段と獰猛にそしてタフに、日本を代表して最前線に立って闘う。

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[文:サカノワ編集グループ]

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