【日本代表採点】柴崎、遠藤と両SBに不安あり、高評価は南野と権田の「4」
[MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ]南野拓実(日本代表)
FW永井も1ゴールほしかった。
[カタールW杯 アジア2次予選 グループF 4節] キルギス 0-2 日本/2019年11月14日/スパルタクスタジアム(ビシュケク)
【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。
※採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
▽先発
GK
12 権田修一 4
幾度となく訪れたピンチで体を張ってセーブ。シュートコースを的確に”切る”動きも秀逸だった。
DF
19 酒井宏樹 2
コンディションが悪く守備に軸足を置いていた感はあったが、流れてきた相手を捕まえ切れず崩される場面も。
22 吉田麻也 3
中央のスペースを攻略されるなど、アジリティで相手に上回られる場面も。ただ苦しい場面では粘り強く対応し、厳しいチェックも怠らず無失点に抑えたことで「3」の及第点にした。
2 植田直通 3
ギャップを突かれて引き出され、その空けたスペースを使われた。襲い掛かるような守備で、後方から引き締めたかった。「2」の評価でも良いかと思うが……高さと強さで助けた部分も大きく「3」とした。
5 長友佑都 2
酒井とともに最も芝が荒れた地帯を走ることを求められた影響も大きいが、全体的にプレーにキレがなく、相手を押し込めず、主導権を握られることも多かった。
MF
7 柴崎 岳 2
柴崎らしいとも言える落ち着いてボールをさばくプレーを見せた。が、こうした苦しいゲームでこそ、普段よりもボールを収め、攻撃の厚みを作り出したかった。大迫不在でボールがなかなか収まらなかった影響もあったとは思うが……。所属先で先発を機会を選らずにいて、コンディションの不安を感じさせた。
6 遠藤 航 2(▼78分)
ボールを奪いに行って、いわゆる”裏返される”場面が多く、柴崎と同様に試合勘を失っているいるのではないか……という課題を感じさせた(シュツットガルトではリーグ1試合のみの出場)。なかなか縦パスでの攻略もできなかった。
14 伊東純也 2(▼78分)
高い技術を発揮し、さらに縦への思い切った仕掛けを見せたものの、崩し切る機会が限られた。周囲との連動性も物足りなかった。
7 柴崎 岳 2
柴崎らしいとも言える落ち着いてボールをさばくプレーを見せた。が、こうした苦しいゲームでこそ、普段よりもボールを収め、攻撃の厚みを作り出したかった。大迫不在でボールがなかなか収まらなかった影響もあったとは思うが……。所属先で先発を機会を選らずにいて、コンディションの不安を感じさせた。
6 遠藤 航 2(▼78分)
ボールを奪いに行って、いわゆる”裏返される”場面が多く、柴崎と同様に試合勘を失っているいるのではないか……という課題を感じさせた(シュツットガルトではリーグ1試合のみの出場)。なかなか縦パスでの攻略もできなかった。
14 伊東純也 2(▼78分)
高い技術を発揮し、さらに縦への思い切った仕掛けを見せたものの、崩し切る機会が限られた。周囲との連動性も物足りなかった。
8 原口元気 2
直接FKから1ゴール。ただし、その他のプレーは物足りなかった。永井謙佑、南野拓実と重なってシュートを打てないなど”突き抜ける”ことができなかった印象だ。
9 南野拓実 4 【MAN OF THE MATCH】
序盤の二度の決定機を逃して相手に流れを渡してしまったのは課題。それでも自ら得たPKを決めて先制点を奪取。ミスはあったもののこの日の全体の中では地に足をつけて戦い、相手との差を見せつけた。権田と迷ったが、日本のナンバー9をMOMに選出。三浦知良(横浜FC)と並んでいたW杯予選の連続ゴール記録を「4」に更新した。
FW
11 永井謙佑 2(▼87分)
背後のスペースを突いて相手を間延びさせるという狙いはよく果たせていた。ただ一番求められたゴールに絡む仕事の部分はボールロストも多くて物足りず、何度か訪れたシュートチャンスを仕留め切れなかった。
序盤の二度の決定機を逃して相手に流れを渡してしまったのは課題。それでも自ら得たPKを決めて先制点を奪取。ミスはあったもののこの日の全体の中では地に足をつけて戦い、相手との差を見せつけた。権田と迷ったが、日本のナンバー9をMOMに選出。三浦知良(横浜FC)と並んでいたW杯予選の連続ゴール記録を「4」に更新した。
FW
11 永井謙佑 2(▼87分)
背後のスペースを突いて相手を間延びさせるという狙いはよく果たせていた。ただ一番求められたゴールに絡む仕事の部分はボールロストも多くて物足りず、何度か訪れたシュートチャンスを仕留め切れなかった。
▽交代出場
MF
10 中島翔哉 3(△78分 )
伊東と代わって投入されると、中島が左、原口が右に回り、やや停滞していたなかでテンポを再び上げた。ただプレッシングなど物足りず、アタックにもつなげられなかった印象だ。
対峙した相手を抑え、なりふり構わず仕掛けてくる相手の反撃を食い止めた。ボランチのレギュラー争いに食い込んできたい。
10 中島翔哉 3(△78分 )
伊東と代わって投入されると、中島が左、原口が右に回り、やや停滞していたなかでテンポを再び上げた。ただプレッシングなど物足りず、アタックにもつなげられなかった印象だ。
MF
20 山口 蛍 ー
対峙した相手を抑え、なりふり構わず仕掛けてくる相手の反撃を食い止めた。ボランチのレギュラー争いに食い込んできたい。
FW
21 鈴木武蔵 ー(△87分 )
アディショナルタイムを含め約6分間プレー。相手の猛攻も激しく、ゴールを狙う、というよりも、2-0の無失点で試合を終えるほうを優先してプレッシングなどで貢献した。
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[文:サカノワ編集グループ]