【日本代表】ベネズエラに大敗の森保監督が”責任”に言及「準備の段階で問題あった」

日本代表の森保監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

選手は責任を果たしてくれたが――。

[キリンC杯] 日本 1-4 ベネズエラ/2019年11月19日/パナソニックスタジアム吹田

 キリンチャレンジカップ(親善試合)、日本代表がベネズエラ代表に前半だけで4失点を喫し、後半に山口蛍の一撃で一矢を報いたものの1-4の大敗を喫した。最新のFIFAランキングは日本が28位、ベネズエラは26位。ベネズエラ代表は来年3月にカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選を控え、今回ベストと言える陣容で来日した。

 ホームの大観衆の前でプレーした日本だが、開始8分に両サイドを崩されて先制されると、34分までにソロモン・ロンドンにハットトリックを許してしまう一方的な展開に。後半、古橋亨梧の投入などにより挽回したとはいえ……本気のベネズエラと今回のメンバーで臨んだ際の力の差を見せつけられた。

 日本の森保一監督は試合後の記者会見で、この敗戦の「責任」について次のように語った。

「(前半の4失点で)心が折れてしまいそうな展開のなか、再び気持ちを奮い立たたせ、ゴールを奪うこと、アグレッシブにプレーすること、最後まで粘り強くプレーすること、そうした姿勢を示し、選手たちは責任を果たしてくれたと思います。

 結果の責任については、準備の段階から私の選手に対する、チームに対する働きかけにあり、反省しなければいけないと思っています」

   そのあと、「準備段階の働きかけ」について具体的に、と問われた指揮官は、次のように答えた。

「上手く結果につながらなかったのは、私が監督として準備の部分で、何か問題があったのではないかと考えています。

   トレーニングの内容で言いますと、相手の厳しいプレッシャーのなか、攻撃の形を作る連動の練習はしました。ただもっとクオリティを求め、試合よりもさらに難しい形でトレーニングすることが大事になってくると思っています」 

   そのように指揮官は、試合に向けたアプローチに課題があったのではないかと言及。U-22日本代表の活動を含め2週間で3試合(14日にカタールW杯アジア予選:日本代表2ー0キルギス代表戦/アウェー、17日にキリンチャレンジカップ:U-22日本代表0-2U-22コロンビア代表戦/広島、19日キリンチャレンジカップ:日本代表1-4ベネズエラ代表戦/大阪)をこなし1勝2敗に終わり、森保監督は「達成できたのは3分の1。すべての試合で勝利を狙っていた」と悔しさを募らせた一方、こうした強豪と真剣勝負できたことについては感謝し、”現実”を知る機会になったことを前向きに捉えていた。

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[取材・文:塚越始]

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