ボルシアMG板倉滉が“仮想ドイツ代表”バイエルンに1-1、ザネの決定機をスーパーストップ!
ボルシアMGの板倉滉。 (Photo by Lars Baron/Getty Images)
板倉対策? 終盤にはDFデ・リフトが前線に投入される。
[ブンデス1部 4節] バイエルン 1-1 ボルシアMG/2022年8月27日18:30(日本時間28日1:30)/アリアンツ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部4節、ボルシア・メンヒェングラードバッハがアウェーでリーグ10連覇中の絶対王者バイエルン・ミュンヘンと1-1で引き分け、貴重な勝点1を獲得した。ボルシアMGの日本代表DF板倉滉はセンターバックとしてフル出場し、ザネの決定的なシュートを身を挺してスライディングでブロックするなど貢献した。
マネがゴールネットを揺らしてバイエルン先制かと思われたシーンは、VARのチェックを経てオフサイドでノーゴールに覆る。そこで動揺が走ったホームチームに対し、息を吹き返したボルシアMGはワンチャンスを生かし、43分、10番マルクス・テュラムがカウンターから決める。
ただその後は防戦一方に。板倉は空中戦でも互角以上に戦う。そんな板倉対策のように、バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督は前線に大型DFマタイス・デ・リフトを投入。さらに19歳のドイツ代表スター、ジャマル・ムシアラは前線をかく乱。高さとパワー、そしてスピードでボルシアゴールへ暴力的に襲い掛かり、83分、ザネに同点弾を決められてしまった。
シュート数はバイエルンの33本対5本(枠内20本対3本)。明らかな力の差を見せつけられたものの、板倉にとっては、カタール・ワールドカップ(W杯)での“仮想ドイツ代表”になったとも言えた。
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