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【千葉】ユン・ジョンファン監督の就任決定、地獄の3部練導入で復活なるか

ユン・ジョンファン監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

鳥栖でJ1昇格、C大阪で2冠達成。2シーズンぶりにJで指揮。

 ジェフユナイテッド市原・千葉は11月24日、ユン・ジョンファン(尹晶煥、Yoon Jong-Hwan)監督が就任すると発表した。

 ユン・ジョンファン監督は1973年2月16日生まれ、韓国出身の46歳。1995年から1999年まで富川SK、2000年から2002年までセレッソ大阪、2003年に城南一和天馬、2004年から2005年まで全北現代モータース、2006年から2007年までサガン鳥栖でプレー。韓国代表として、2002年日韓ワールドカップに出場した。国際Aマッチ通算は40試合・3得点。

 指導者としては、2008年に鳥栖のテクニカルアドバイザー、2009年から2010年に鳥栖コーチ、そして2011年から2014年まで鳥栖監督、2015年から2016年まで蔚山現代FC監督、2017年から2018年までC大阪監督、2019にムアントン・ユナイテッドFC監督(タイ)。

 Jリーグでの監督通算はJ1リーグ72勝33分49敗、J2リーグ19勝12分7敗。2017年にルヴァンカップ、天皇杯優勝。鳥栖をJ1昇格と定着に導いた。JFA公認S級コーチライセンスを取得している。

 今シーズンの千葉は、10勝13分19敗(46得点・64失点)の勝点43、J3降格圏である21位の鹿児島ユナイテッドFCとは勝点3差の17位に終わっている。新指揮官は、鳥栖、C大阪のキャンプで実施してきた、早朝の山での走り込みを含む3部練習を千葉でも導入するだろうか。勝利を希求するメンタルと、勝利に導くハードワークを求める指揮官のスタイルが、果たして千葉の選手たちに浸透するのかがポイントになる。2020シーズン、J2の注目チームの一つになることは間違いない。

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