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【Jリーグ】MVPは仲川輝人。ベスト11、得点王と「3冠」達成

横浜F・マリノスの仲川輝人。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

日本代表にも初選出、E-1東アジア選手権に挑む。

 Jリーグは12月8日、都内で2019シーズンの表彰式「Jリーグアウォーズ」を開催し、今季の最優秀選手賞(MVP)に仲川輝人が選ばれた。仲川は得点王、ベストイレブンと「個人3冠」を達成。今回はE-1東アジア選手権に臨む日本代表に初めて選出され、その合宿に参加するため欠席となった。日本代表歴なしでの選出は史上初めて。

 仲川はE-1東アジア選手権の開催地である韓国の釜山から、「今シーズン苦しい時もありましたが、マリノスのためにという強い気持ちを持ち、それが結果につながり良かったと思います。(E-1東アジア選手権の日本代表選出について)厳しい日程のなか、自分がどれだけやれるかをしっかり示していきたいです」と語った。また、MVP受賞について、「マリノスにかかわるすべての関係者に感謝し、この賞をサポーターに捧げたいと思います。Jリーグ発展のために少しでも貢献していきたいと思います。チームメイトのおかげで、自分のプレーを発揮できた。やっと努力が実ったかなとも感じています」と喜んだ。

 また、仲川は今シーズンから背番号『23』を背負い、「クラブの出世番号にしたい」と語っていたが、いきなりの大出世と大躍進を果たしてみせた。

 最優秀選手とベストイレブンは次の通り。

▼最優秀選手賞
仲川輝人(横浜F・マリノス)

ポジション
名前(クラブ) J1出場・得点(GKは失点数)受賞回数

▼GK
林彰洋(FC東京) 34・-29 初
▼DF
室屋成(FC東京) 30・0 
森重真人(FC東京) 34・2 5回目
チアゴ・マルチンス(横浜F・マリノス)33・0 初
▼MF
橋本拳人(FC東京) 34・3 初
喜田拓也(横浜F・マリノス) 33・0 初
アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) 23・6 初
▼FW
ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) 33・14 初
永井謙佑(FC東京) 33・9 初
仲川輝人(横浜F・マリノス) 33・15 初
マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)33・15 初

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[取材・文:塚越 始]

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