サラゴサ香川が逆襲開始!「ハイボルテージの前半。ゴールシーンは壮観だった」と監督絶賛。4戦ぶり先発復帰でアシスト
サラゴサの香川真司。(C)Real Zaragoza
ホームで勝利を収め暫定3位に。次節は岡崎慎司のウエスカとの「アラゴンダービー」。
[スペイン2部 20節] サラゴサ 2-0 ラシン・サンタンデール/2019年12月14日/エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ
スペイン2部リーグのレアル・サラゴサがラシン・サンタンデールに2-0の勝利を収め、暫定3位に順位を上げた。サラゴサの香川真司はトップ下で4試合ぶりに先発出場を果たし、先制点をアシストするなど勝利に貢献した。65分に最初のカードで交代している。
ベンチ外、ベンチ入り、途中出場から7分間出場と段階を踏み、満を持して臨んだこの一戦、香川が一つ結果を残した。開始19分、サラゴサの23番が敵陣深い位置のハーフスペースでクサビ役となりボールをキープ。マイナスのパスを放って、エースのルイス・スアレスのゴールをアシストした。これがサラゴサでの初アシストとなった。
香川は65分で交代となったが、チームは試合終了間際にトドメのゴールを決めて、2-0の勝利! 3から5節以来となる連勝を収めた。
サラゴサのビクトール・フェルナンデス監督は「チームのアイデンティティを示すことができたのではないでしょうか。ハイボルテージの前半でした。ゴールシーンは壮観でしたね」と、貫いて進んできた「道」が正しいという手応えを改めて掴んでいた。
サラゴサは9勝6分5敗(30得点・22失点)の勝点33で暫定3位と、一時期の低迷を乗り越えて復調してきた。香川もチームとともに、再び上昇していけるか。
香川はリーグ戦16試合(1071分)出場で、2得点・1アシスト。今度はそろそろ……5節以来となるゴールが期待される。
サラゴサは12月17日にコパ・デル・レイの2回戦、テルセーラに所属するソクエリャモスと対戦。そのあと22日のリーグ戦では、ついに岡崎慎司の所属するSDウエスカとの「アラゴンダービー」に臨む。
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[文:サカノワ編集グループ]