【モンゴル対日本】「胸を借りて」朝青龍は自身の横綱への道と大敗を重ねる

日本がモンゴル戦、W杯予選最多の14点を決めた。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

フジテレビの中継にて副音声で闘莉王、ローランド氏と語り合う。

[W杯アジア2次予選F組] モンゴル – 日本/2021年3月30日19:30/フクダ電子アリーナ

 元横綱の朝青龍が3月30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組、モンゴル代表対日本代表戦で、フジテレビの副音声のゲストとして登場した。サッカー好きであるモンゴル出身の元横綱は、「胸を借りる」ことの大切さについて発言。そうやって自身が強くなっていった相撲道を振り返った。そのうえで「この試合をモンゴルで見たかったです。たくさんの子供たちが楽しみにしていました」とその点だけを悔やんだ。

 朝青龍は元日本代表の闘莉王、タレントのローランド氏とサッカー談義に花を咲かせた。その中で、この日の試合前に日本語でツイッター(アカウントは @Asashoryu )で、「負けること勝つにつながる。胸借りるつもりだ」(原文のまま)と綴ったことに触れて、次のように言った。

「負けるのは仕方ありません。そこから学ぶこと、得ることはたくさんあります」

 ウランバートルからリモート出演した朝青龍は、自身がモンゴルから来日して明徳義塾高校に入学した際、自身が大相撲の世界で横綱になることなど全く考えていなかった、想像もしていなかったと振り返った。そのうえで先輩や、より強い相手から「胸を借りる」ことで、例え負けても、一歩ずつ強くなり自信をつけていけたと、そのキャリアを形成してきた礎について語った。

 今大会は予選拡大に伴い、モンゴルは史上初の2次予選進出を果たし、ミャンマー戦では勝点3を獲得した。新たな領域に進むモンゴルサッカーがさらに強くなるための一戦だからこそ、「胸を借りる」ことの大切さを強調していた。

 それだけに悔やまれたのが、この試合がモンゴルで開催できなかったことだと言う。

「モンゴルで試合が見たかったです。日本には夢のある選手が揃っています。(リバプールFCからサウサンプトンFCにレンタル移籍中の)南野選手のことは、モンゴルでみんな知っています。Jリーグの選手も人気があります」

 サッカー人気が高まっているだけに、日本戦をモンゴルで開催したかった。そして自身もクラブを運営しているチームがあり、モンゴル1部リーグを目指して、「私も力を入れていこうと思います。みんな応援してください!」と呼び掛けていた。

 闘莉王も「この試合がモンゴルで行われて、お客さんがいれば、ここまでの展開にはなっていなかったはずです」と、スタジアムの雰囲気が選手のパフォーマンスに与える影響について語っていた。

 F組で4連勝中の日本は5連勝で最終予選進出が確実に。一方、モンゴルは1勝6敗のグループ最下位で敗退が決まっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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