EL制覇の鎌田大地「嬉しくて初めて号泣」。アーセナルも獲得に動く!?
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現地メディア、「以前はターゲットだったが――」。
[EL 決勝] フランクフルト 1(0EX0、5PK4)1 レンジャーズ/2022年5月18日21:00(日本時間19日4:00)/ラモン・サンチェス・ピスフアン
UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが延長120分を1-1で戦い切り、最後はPK戦の末、スコットランド1部レンジャーズFCを5-4で上回り、42年ぶりの欧州カップ戦を制した。日本代表MF鎌田大地は先発フル出場、長谷部誠は58分から途中出場し、いずれもタイトル獲得に貢献した。
鎌田は試合後、自身のSNSのツイッター(アカウントは @sagantos24 )を更新し、英語と日本語で、ファンに感謝を伝えた。
「Thanks for your all massive support. I‘m really happy to be part of the history of this team. I will never forget this amazing moment.
試合後初めて嬉しくて号泣しました。振り返ると自分のサッカー人生いつも上手くいかず難しかったけど自分を信じてやり続けてやっと報われた気がします」
サガン鳥栖から2017年夏に移籍した鎌田にとって、今回が事実上の初タイトルに。2017-18シーズンにDFBカップを制しているが、1試合しか出場していない。今回はドイツをはじめ欧州で鎌田中心のチーム、として大きな注目を集めたなかでの活躍だった。
フランクフルトとは契約を2023年6月まで1年間残していて、今夏、ビッグクラブへの移籍も噂される。1年前にも噂されたイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが再び獲得を検討するのでは――と話題になっている。ただ、そのオペレーションがどこまで優先されるかはまだ見えてこない。
一方、ライバルであるアーセナルFCの動きについて、『ミラー』が言及。「トッテナムがアーセナルの元ターゲットを狙う」と題し、「以前、カマダはアーセナルのターゲットだった」と振り返っている。そのうえで今夏のマーケットでは、「セビージャFCも注目しているこの日本代表に対し、アーセナルが再び関心を寄せるかどうかはまだ分からない」として、状況を見守っている段階ということだ。
アーセナルの補強ポイントはFWと中盤。ミケル・アルテタ監督は新戦力の「質」を求めていて、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズス、レスター・シティFCのMFユーリ・ティーレマンスが候補に挙がっていると報じている。
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