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今節のリーガ最年少出場ランク。久保建英が1位。2位ロドリゴ、3位…

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

全先発メンバー中、セルタ戦は18歳194日。マジョルカ指揮官「見守って」。

[スペイン1部 17節] セルタ 1-1 マジョルカ/2019年12月15日/バライードス

 スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)は17節を終え、乾貴士の所属するSDエイバルは4勝4分9敗(15得点・28失点)の勝点16で16位、久保建英のRCDマジョルカは4勝3分10敗(17得点・29失点)の勝点15で17位と、日本人所属の両クラブは苦戦を強いられている。

 そうしたなかこの17節、セルタ・デ・ビーゴ戦にスタメン出場した久保の「18歳194日」が、ラ・リーガで先発した選手の最年少ランキングで”1位”だった。ツイッターのSNSのアカウント「StatsPrimera」がまとめ、マジョルカが公式アカウントで紹介している。

 また、スペインメディア『COPE』もこのデータをピックアップ。マジョルカのビセンテ・モレノ監督が「彼は非常に若い。今は学んでいる段階であり、賞賛や批判は避けるべきだ」というコメントを紹介している。

◇17節に先発出場した選手の最年少記録は次の通り

1位・久保建英(マジョルカ)18歳194日/8試合先発
2位・ロドリゴ(レアル・マドリード)18歳340日/5試合先発
3位・マヌエル・サンチェス(アトレチコ・マドリード)19歳112日/1試合先発
4位・ビクトール・ゴメス(エスパニョール)19歳258日/8試合
5位・フェラン・トーレス(アトレチコ・マドリード)19歳289日/12試合

 久保自身も常々口にしているが、ピッチに立てば、年齢は関係なくなる。ただ、世界から有望なタレントが集うスペインのリーグ全体を見渡しても、こうして非常に若くしてプレーしていることが分かる。

 スペインメディア『アス』紙によると、モレノ監督はセルタ戦後、「タケ(久保)はまだ18歳で、良い時も、元気がない時も、忍耐強くそっと落ち着いて見守る必要があります」とも語っている。

 セルタ戦ではあまりボールにも絡めなかった久保だが、18日にコパ・デル・レイの2回戦エル・アラモ戦、そして21日にはホームで3位のセビージャFCと対戦する。今年のラスト2試合、インパクトを残せるか!

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[文:サカノワ編集グループ]

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