古巣マジョルカ戦、久保建英から決勝CK獲得。ファンが倒れ、試合開始が遅れる。レアル・ソシエダが公式戦8連勝
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグは5連勝、暫定3位に浮上。
[スペイン1部 10節] レアル・ソシエダ 1-0 マジョルカ /2022年10月19日(日本時間20日)/エスタディオ・アノエタ
スペイン1部リーグ10節、レアル・ソシエダがRCDマジョルカに1-0の勝利を収めた。ラ・レアルはこれでリーグ5連勝、公式戦8連勝。暫定3位に浮上している。
日本代表MF久保建英は2トップの一角に入り、6試合連続でリーグ戦先発出場。開始4分、久保からブライス・メンデスへのパスから、スペイン代表MFのシュートがコーナーキックにつながり、このキックがミケル・メリーノのゴールをもたらした。久保は75分で交代している。
この試合の開始が約15分ほど遅れた。スタジアムに訪れていた高齢男性が倒れ、急遽治療が施されたためだった。しかし男性は救急車で運ばれたものの、亡くなられた。
イマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で、「残念なことに、私たちのクラブの仲間が亡くなりました。この勝利は、間違いなく彼に捧げるものです」と語った。
また、決勝点を奪ったメリーノは「ラ・レアルを代表し、故人のご家族にお悔やみを申し上げます。特にこうした祝福の夜の出来事であり、私たち全員にとって、残念なことです。人々は楽しい時間を過ごすためにいます。だから、この勝利は彼と彼の家族のためのものです」と、メッセージを伝えた。
ここからもミッドウィークとの連戦が続いていく。レアル・ソシエダは今週末22日、アウェーでレアル・バリャドリードと対戦する。
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