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バルセロナが西川潤を「18歳誕生日」に獲得?C大阪で今季トップ契約

西川潤。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

特別指定選手として昨季J1デビュー、U-20W杯にも出場した逸材。また新たな移籍パターン!?

 スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』は1月15日、FCバルセロナが来月18歳の誕生日を迎えるC大阪のFW西川潤(桐光学園を今春卒業)の獲得を目指していると改めて伝えた。

 同メディアはすでに昨年の段階から同様のレポートを何度か掲載してきた。クラブは現在バルセロナBに所属する安部裕葵とともに、17歳の日本人アタッカーのリサーチを続けてきたという。

 今回は、西川が2月21日に18歳の誕生日を迎えるため、バルサがそのタイミングでの契約に向けて「慎重に動いている」と言うことだ。すでに桐光学園高3年だった昨季、C大阪の特別指定選手としてJ1デビューを果たし、チームをスペイン人のロティーナ監督が率いていることなども記されている。

 ただ、西川自身は2020シーズンからC大阪とのプロ契約を締結したばかり。先日の新体制発表会でもC大阪での活躍を誓っていた。FC東京の下部組織に加わった際、18歳でフリートランスファーになる契約だった久保建英(FC東京→レアル・マドリード→RCDマジョルカ)とは、状況がまた異なる。言い換えると、またこれまでにない新たな移籍パターンになるのか。

 もしかするとあとは正式発表を待つだけの状況なのか。それとも、結局あくまでも噂であり、水面下の動きにすぎないのか。

 西川は2002年2月21日生まれ、神奈川県出身。180センチ、71キロ。昨年はU-20日本代表としてポーランドU-20W杯に、U-17日本代表としてブラジルU-17W杯に出場。U-17セネガル代表戦ではゴールを決めて、チームを決勝トーナメントに導いている。

 抜群の攻撃的なセンスとともに180センチを超すフィジカル面のアドバンテージも武器に、豪快かつ華麗な技でゴールを狙う。昨季はJ1リーグ1試合、ルヴァンカップ2試合と公式戦3試合に出場した。

「セレッソ西川」ももちろん楽しみであるが……。果たして「バルセロナ西川」の誕生はあるのか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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