本田圭佑がボタフォゴの獲得打診に言及「決断しなければいけない」
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
新チーム「One Tokyo」のトライアウトで、海外メディアの質問に答える。
元サッカー日本代表で現在無所属(フリートランスファー)の本田圭佑が1月24日に都内で行われた新社会人チーム『One Tokyo』のトライアウト会場で取材に応じた。そのなかで海外メディアからの「移籍」「ボタフォゴが獲得オファーを出しているようだ」というサッカーに関する質問を受けた。
すると本田は英語で次のように答えた。動画サービス『Abema TV』で、全文も公開されている。
「まだ私は何も決めていません。もちろんブラジルは世界でベストであり力のある国です。次に所属するクラブは決めていませんが、ボタフォゴが私のエージェントでもある兄にコンタクトを取ってくれていることは知っています」
そのようにボタフォゴと本田サイドの接触があったことを認める。ただ本田はあくまでも”ヨーロッパでのプレー”を希望していると強調した。
「とてもたくさんのクラブが話をしてくれていて、現在、私はヨーロッパでプレーすることを望んでいます。それは、以前にも話していることでもあります。無論、関心を持ってくれているクラブに対し、決断しなければいけないでしょう。今は『はい』か『いいえ』か言えません。ただ、ボタフォゴが偉大なるクラブであること、それは間違いありません。それはハッキリと言えることができます」
本田はそのようにブラジルでのプレーへの可能性を残しつつ、優先順位は「ヨーロッパ」であるという立場を改めて示した。
ボタフォゴは1月28日(日本時間29日)を回答期限に設定している。また、インドネシアのペルシジャ・ジャカルタも獲得を検討していると言われる。
「職業はチャレンジャー」と名乗った本田は、果たしてプロフェッショナルとしてのプレーにどれだけのこだわりを持っているのか。本人が目標に掲げる「東京オリンピックへのオーバーエイジ選出」を考えると、”決断の時”が迫っているは確かだ。
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[文:サカノワ編集グループ]