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【ブラジル発】本田圭佑がボタフォゴ加入で合意か。1年契約、週末にリオで正式サインへ?

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

毎月の固定に加えて歩合でもサラリーを支給。本人は反応して――。

 ブラジルメディア『グローボ』は1月28日、ブラジル1部(セリエA)に所属するボタフォゴFRが元サッカー日本代表で無所属(フリートランスファー)の本田圭佑の加入で合意に至ったと報じた。週末にもリオデジャネイロでサインし、正式に契約をかわす予定だという。しかし、本田自身はこの報道に対してかどうかは表していないものの、SNSで「今も話し合っていますが、まだ決断していません」と英語でつぶやいた。

 移籍報道に関しては「当たり」と「はずれ」いずれも多いブラジルだが、今回は記事の中で、今後のスケジュールや条件など具体的に報じられている。

 契約は1年。本田は毎月の固定給とともに歩合でもサラリーを受け取るという。この週末までにブラジル入りする予定だ。

 本田の仲介人(エージェント)である兄と話し合いを重ねてきたボタフォゴは23日までに正式オファーを出し、28日に回答期限を設定していた。そして27日の夜中に「OK」の知らせが届いたそうだ。

 これまで何度か話し合いの場を持ち、本田サイドが抱いていた”疑念”について、クラブ側が根気よく説明。それについて、本田の家族も理解をしたとのことだ。また、ボタフォゴは本田が思い描く東京オリンピックへのオーバーエイジ参戦を実現するため、最大限のバックアップをしていくという。

 クラブとしては戦力面でのプラスはもちろん、「Keisuke HONDA」のネームバリューを生かして、アジアのみならず世界に情報を発信して、クラブの価値を高めたいという考えだ。

 1月24日に行われた新社会人チーム『One Tokyo』のトライアウト会場で取材に応じた本田は、ボタフォゴからのオファーについて、次のように英語で語っていた(公開中の『AbemaTV』より)。

「まだ私は何も決めていません。もちろんブラジルは世界でベストであり力のある国です。次に所属するクラブは決めていませんが、ボタフォゴが私のエージェントでもある兄にコンタクトを取ってくれていることは知っています」

「とてもたくさんのクラブが話をしてくれていて、現在、私はヨーロッパでプレーすることを望んでいます。それは、以前にも話していることでもあります。無論、関心を持ってくれているクラブに対し、決断しなければいけないでしょう。今は『はい』か『いいえ』か言えません。ただ、ボタフォゴが偉大なるクラブであること、それは間違いありません。それはハッキリと言えることができます」

 果たして実現するのか? 本田はこの提案をどのように受け止めているのか。南米大陸への挑戦――。本田はまた新たなる生きる道を選ぶのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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