磐田退団カミンスキー、母国プウォツクに復帰決定「ポーランドでプレーしたかった」
前磐田のカミンスキーがヴィスワ・プウォツクに加入決定!※クラブの公式ツイッター(@WislaPlockSA)より
磐田で5年間プレー、”神セーブ”でJ1復帰、6位躍進、J1残留を支える。
ジュビロ磐田を退団していたGKクシシュトフ・カミンスキーが、母国ポーランド1部リーグ(エクストラクラサ)のヴィスワ・プウォツクに加入することが決定した。2010年から12年までプレーしていた古巣で、クラブが公式サイトで発表している。延長オプション付きの5年契約。”神セーブ”で磐田のゴールを守り続けてきた守護神が、5年間戦ってきたJリーグから去ることになった。
カミンスキーは1990年11月26日生まれ、ポーランドのノヴィ・ドヴォル・マゾヴィエツ出身、29歳。191センチ・82キロ。2015年磐田に加入し、J1リーグ復帰、2017年の6位躍進、2018年のJ1残留などに貢献してきた。
フベロ体制下の2019シーズン終盤は、最後の8試合で出場機会を得られず、結局チームはJ2降格の悪夢にあった。昨季はJ1・26試合に出場、通算成績はJ1・91試合、J2・41試合に出場し、50試合でクリーンシートを達成。多くのファンから“カミック”の愛称で親しまれた。
1月8日に磐田退団が正式発表されたカミンスキーだが、まず欧州復帰が既定路線だとポーランドのメディアで報じられていた。しかし、なかなか新天地が決まらずにいると、Jリーグの他のチームでプレーを継続するという噂も伝えられた。
そうしたなか、今回、以前にもプレーしたプウォツクへの復帰がついに正式に決まった。カミンスキーはショートインタビューで「ポーランドに戻ってプレーしたかった」と語っている。
また、カミンスキーは1月に退団が決まった際、磐田のファンに対し「このチームの一員として戦えたことは、自分にとっての誇りです。この先どこへ行こうとも、ジュビロでの思い出は常に自分の胸の中にあります。どんな時でも自分の後ろから声援を送り、チームを支えてくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」とコメントを残していた。
プウォツクは現在リーグ戦、9勝3分8敗(25得点・32失点)で8位。8位以内がプレーオフの決勝ラウンドに進める。
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[文:サカノワ編集グループ]