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あの伝説ビスマルクが長友佑都のヴァスコ移籍に一肌脱ぐ!?ブラジルメディアが報じる

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ガラタサライで現在登録外、グアリンの投稿で話題に。スポンサーを獲得できれば…。

 ブラジルメディア『ボア・インフォルマッサオ』は2月25日、「ヴァスコのアイドルであるビスマルクが、日本人選手がクラブに加われるように計画している」と題したレポートを掲載した。元東京ヴェルディ(当時・V川崎)と鹿島アントラーズで活躍した元ブラジル代表で現在エージェント企業の代表を務めるビスマルクが、トルコ1部リーグのガラタサライSKで戦力外状態でいる長友佑都のブラジル1部リーグCRヴァスコ・ダ・ガマへの移籍のために協力し、一肌脱ごうとしていると報じた。

 ガラタサライは1月末までの冬の移籍市場で多くの選手を獲得したことで、外国籍選手がリーグ規約の14人を超える16人になってしまった。そのため長友を「登録外」に。長友がガラタサライと結んでいる2020年6月までの契約は履行されているものの、現状、試合に出ることができずにいる。

 1月末で欧州主要リーグの冬の移籍マーケットは終了。長友はまだマーケットが開いているロシア、MLS(メジャーリーグサッカー)、ロシア(2月末まで)日本(3月27日まで)、そしてブラジルなどのリーグが、移籍先の候補に挙がっていると言われてきた。

  そうした状況を見かねたのか、このほどセリエAのインテル・ミラノで長友とチームメイトだった、ヴァスコ・ダ・ガマでプレーする元コロンビア代表MFグアリンが長友に対し、インスタグラムのストーリーで「最高のサポーターとともに一緒にプレーしに来てください!」と呼び掛けたのだ。この投稿がブラジル、さらにはトルコで話題を呼んだ。長友のSNSには多くのヴァスコサポーターから、「VASCO!」「来てくれ!」などメッセージが書き込まれている。

 一方、ネックは長友の約280万ユーロ(約3億4000万円)と言われる年俸である。財政に問題を抱えるヴァスコ・ダ・ガマは、その額では支払いきれないということだ。

 そこで記事によると、50歳になるビスマルクが仲介し、長友がリオデジャネイロのホームである「サンジャヌアリオに移籍することになった際のスポンサーを探している」という。

 この波はこのほどボタフォゴFRに加入した本田圭佑がもたらしたものだとも伝える。噂から進展し、33歳の日本代表左サイドバックは、ブラジルに渡る可能性が出てきたのか? Jリーグ発足時に”現役ブラジル代表”の来日で話題を集め実際にそのプレーで魅了し伝説となったビスマルクの登場により、”Yuto NAGATOMO”にブラジルでも大きな注目が集まっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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