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マジョルカ久保建英が終盤戦へ決意「最後に笑えるようにまずしっかり降格圏を脱出したい」

久保建英が公式記者会見に登場。マジョルカ公式サイトで大々的に紹介されている。※マジョルカ公式サイトより

クラブ公式の記者会見で意気込みを示す。

[スペイン1部 26節]  マジョルカ – ヘタフェ/2020年3月1日(日本時間2日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン1部リーグRCDマジョルカの日本代表MF久保建英が2月26日、クラブの公式記者会見に臨み、終盤戦に向けた決意を示した。クラブの公式サイトとYoutubeのマジョルカ公式チャンネルでその模様が公開された。

 直近のレアル・ベティス戦(△3-3)では12試合ぶりとなるゴールなど1得点・1アシストを記録し、アウェーでチームに貴重な勝点1をもたらした。そのゴールについて久保は、「相手がカウンターに弱いという情報をコーチから得ていたことが、鍵になったのかなと思います」と振り返った。

 また、その試合での活躍が「一つの目に見える結果として、いいものだったと思いますし、他のハードワークの部分でも監督から評価してもらえたので、全体的にすごく充実した試合だったと思います」と、久保自身も確かな手応えを得ていた。

 チームは現在20チーム中18位と降格圏にいる。この状況をどのように打破するのか。18歳の日本代表MFは「最後に笑って終われればいいと思うので、しっかり降格圏を脱出して、できるだけ高い順位でシーズンを終えられればと思います」と、改めて気持ちを引き締めていた。

 そして7月に開催予定の東京オリンピックに向けて。

「チームでアピールすることが一番で、(新型コロナウイルスの影響など)開催されるのかどうかは置いておいて、自分はまずマジョルカでしっかり結果を残すことが、次につながるのかなと思います」

 そのように、マジョルカで結果を残すこと――。そこに集中していることを、久保は強調した。

 また、この日、韓国代表MFキ・ソンヨンが加入し、さっそく言葉をかわしたという。久保は「(何語で?)英語でです。例えば今日は風が強かったので、そういったこととか、このチームについてなど、自分だけではなく他の選手にも聞いていました。共通の知り合いがいるので、そういったところで打ち解けられたらと思います」と、1日も早い”共演”を楽しみにしていた。

 レアル・マドリードから期限付き移籍中の久保はこれまで1部リーグ22試合・2得点・3アシストを記録。マジョルカは6勝4分15敗(26得点・42失点)の勝点22で18位。次節は3月1日(日本時間2日2:30)、5位のヘタフェとホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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