【移籍情報】長友は日本、イタリア行が噂されたがブラジルが本命に?トルコ紙が報じる
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
グアリンの投稿とともにヴァスコ・ダ・ガマ移籍が加速!?
トルコメディア『ファナティック』は2月27日、トルコ1部リーグのガラタサライSKで登録メンバー外となっている日本代表DF長友佑都の動向について、「ガラタサライから去るためのニュースを待っている」として、個人スポンサーの獲得ができれば、ブラジル1部リーグ(ブラジル・セリエA)のCRヴァスコ・ダ・ガマへの移籍が検討されていると報じた。
ブラジルメディアで報じられてきた情報を伝える形になっているが、現在トルコでトレーニングを続ける長友サイドが「ヴァスコでプレーするための個人スポンサーを探している」ということだ。
また、違約金100万ユーロについて、ガラタサライは求めない意向でもあると言われる。さらには、長友はガラタサライに契約期間残り半月分のサラリーを求めないと語っていると、クラブフロントが語っているそうだ。
そうしたなか、ヴァスコ・ダ・ガマでプレーしているイタリア・セリエAの同僚だった元コロンビア代表MFグアリンが、自身のインスタグラムのストーリーで長友に「最高のサポーターとともにプレーしませんか」と、長友に呼び掛けたのだ。するとこれがヴァスコ・ダ・ガマのファンにも知られ、地元リオデジャネイロで長友への注目度が一気に高まった。
記事では「以前にはイタリアや日本のクラブへの移籍も噂された」と、長友の移籍先候補についても言及されている。セリエAのボローニャFC、さらには古巣であるJ1リーグのFC東京が獲得に乗り出しているのではないかとも伝えられてきた。ただセリエAの冬のマーケットはすでに閉まっている。一方、Jリーグは3月27日まで、移籍市場が開いている。
また、ブラジルメディアは東京ヴェルディ(当時・V川崎)と鹿島アントラーズで活躍し、ヴァスコ・ダ・ガマのOBでもある元ブラジル代表のビスマルク氏(現・エージェント事務所代表)が、長友のスポンサー獲得を実際に進めているとも報じている。長友の年俸は、約280万ユーロ(約3億4000万円)と言われ、財政面に問題を抱えるヴァスコ・ダ・ガマでは払い切れない額であるためだ。
33歳のDFにとって、実戦から遠ざかる期間が長くなることは決してプラスではない。そろそろ……何かしらの具体的な動きが出てくるか。「Keisuke HONDA」に続き「Yuto NAGATOMO」がブラジルで注目を集めている。
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[文:サカノワ編集グループ]