×

スペイン無観客初戦。エイバル乾貴士が先発復帰、PKのこぼれ球に詰めたが…

乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レアル・ソシエダに1-2で敗れる。次節はアウェーでレアル・マドリード戦。

[スペイン1部 24節] エイバル 1 – 2 レアル・ソシエダ/2020年3月10日/エエスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア

 スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)の順延分、SDエイバルはホームでレアル・ソシエダに1-2で敗れた。エイバルの乾貴士は3試合ぶりにメンバー入りし、左ウイングで先発出場を果たしてチャンスを作り出したが、77分に交代している。新型コロナウイルスの感染拡大と予防を受けて、スペイン政府の要請を受けて、スペインリーグはちょうど同日から最低でも2週間、無観客試合で行われる措置が取られた。その最初に試合となった。

 惜しいチャンスだった。エイバルが0-1と1点リードされて迎えた28分、ハンドのファウルでPKを獲得する。同点に追いつく絶好のチャンスに、ファビアン・オレジャーナがキッカーを務める。

 そしてオレジャーナのシュートは、GKアレックス・レミロにセーブされる。そこに、思い切って走り込んでいた乾がボールに追い付いたが……。シュートには行けず、ボールをキープしてパスを出したものの、これを相手に奪われてしまった。

 75分には乾がボールを奪われたあとに失点を喫し、その直後にキケ・ゴンサレスとの交代を告げられた。ホームチームは試合終了間際に1点返したものの、1-2でリーグ2連敗を喫した。

 乾は今季リーグ戦20試合1得点・4アシストを記録。エイバルはリーグ戦、7勝6分14敗(27得点・41失点)と勝点27のまま、16位からのジャンプアップはならなかった。久保建英の所属する降格圏18位のRCDマジョルカとは勝点2差。

 エイバルは次節3月13日(日本時間14日5:00キックオフ)、アウェーでレアル・マドリードと対戦する。

関連記事:新型コロナが補強に影響、Jリーグ移籍市場の期間変更「なし」。J3は開幕前だが…

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads