【松本】阪野豊史が入籍。浦和、栃木、愛媛、山形…「山あり谷ありの人生、お互いに感謝を忘れず助け合いながら」
松本の阪野豊史。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
開幕の愛媛FC戦では”祝砲”。あのライバルチームからも祝福のメッセージが――。
J2リーグの松本山雅FCは3月17日、FW阪野豊史が2020年2月に入籍をしたと発表した。
阪野は1990年6月4日生まれ、埼玉県出身、29歳。181センチ・81キロ。これまでのキャリアは、三郷ジュニアユース ― 浦和レッズユース ― 明治大 ― 浦和レッズ ― 栃木SC ― 愛媛FC ― モンテディオ山形 ― 松本山雅FC。
阪野はクラブを通じて次のようにコメントしている。
「私事ではございますが、このたび入籍をいたしましたのでご報告させていただきます。山あり谷ありの人生、お互いに感謝を忘れず助け合いながら明るく楽しい家庭を築いていきたいと思います。これからも引き続き応援よろしくお願いします」
阪野のこれまでの出場記録は、リーグ戦208試合出場・50得点 (J1リーグ22試合・2得点/J2リーグ186試合・48得点)、ルヴァンカップ2試合・1得点、天皇杯12試合・6得点、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)4試合・0得点。
昨季はJ1リーグ13試合・2ゴールを記録している。今シーズンは心機一転、背番号11をつけ、2月23日の愛媛FCとの開幕戦では2トップの一角で先発出場を果たしてゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いている(今季J2リーグ1試合・1得点)。阪野にとっても思い出に残る”祝砲”となったに違いない。
また、松本山雅の公式ツイッター(@yamagafc)のコメント欄には、山形の広報(@monte_prstaff)から、「入籍おめでとう!昇格のライバルとして今年戦える日を楽しみにしています!」と激励のメッセージも届いた。これに対し阪野も「ありがとうございます!!試合楽しみにしてます!」と応えている。
現在Jリーグは新型コロナウイルスの感染拡大によって中断されているが、4月に再開された場合、松本は4月4日にアウェーのFC琉球戦(18:00)、8日にホームでルヴァンカップ浦和レッズ戦(19:00)、そして12日にリーグホーム初戦となるザスパクサツ群馬戦(13:00)が予定されている。