聖火ランナー辞退の川澄奈穂美が複雑な胸中明かす「50年後『あの日があったから今生きてるんだ』って笑える様に」

川澄奈穂美。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

SNSで3回にわたって心境を綴る。

 アメリカニュージャージー州のスカイ・ブルーFCに所属するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のFW川澄奈穂美が3月23日、新型コロナウイルスの感染拡大と予防措置に伴い、あらゆるリスクから判断して、聖火ランナーを辞退するとSNSのツイッター(@NahoKawasumi_9)で表明した。さらに日本時間の翌24日、さまざまな反応が寄せられたことを改めて報告。「50年後『あの日があったから今生きてるんだ』って笑える様に、今日からの毎日をまた大切に過ごします」とメッセージを綴っている。詳しい心境については、自身の公式ブログでも記している。

 聖火ランナーの第一走者に決まっていた、2011年女子ワールドカップ(W杯)優勝時のなでしこジャパンのメンバーだが、アメリカの渡航禁止措置が決まる前の段階で川澄は帰国をすることを断念していたという。

 ツイッターでは、次のように心境を綴っていた。

 新型コロナウイルスの影響で、今回の聖火リレー走者を辞退いたします。

 米国在住の為移動時にリスクが高いこと、自分が感染しない・感染源にならないこと、チームやファンの方々に迷惑をかけないことなどを考慮し決断しました。

 一日も早い終息と皆様の健康を心から願っています。

 そのように川澄は報告をしている。

 ブログとツイッターで決断を発表したあと、さまざまな反応が寄せられたという。すると川澄は次のように改めてつぶやいた。

 沢山のリプライやリツイートありがとうございました!

 この決断が正解かどうか分かりませんが、みなさんの温かいお言葉にとても励まされました笑顔50年後「あの日があったから今生きてるんだ」って笑える様に、今日からの毎日をまた大切に過ごします。

 みなさんもご自愛ください! 

 さらに、テレビ出演したことについても報告。川澄は、選手として東京五輪に出場できるように頑張る、と決意を新たにしている。

 新型コロナウイルスの影響により、聖火リレーの一般参加は中止に。リレーは26日、福島のJヴィレッジから行われる予定になっている。

 しかし一方、カナダが今年開催であればオリンピックには選手を派遣しないと決定し、IOCのトーマス・バッハ会長も大会延期の可能性について示唆。今年7月開催予定だった東京オリンピックは事実上、延期へと向かっている。今後は新たなフェーズに入り、東京五輪が代わっていつ行われるのか、延期可能なのかが新たな議論になる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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