久保の去就に影響?レアルの悩み、大本命ウーデゴールとハキミの復帰は不透明

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

本来であれば、「復帰間違いなし」と思われてきたが…。

 スペインメディア『デフェンサ・セントラル』は3月27日、レアル・マドリードの2020-2021シーズンの補強についてのレポートを掲載した。現在レアルからレンタル移籍中のモロッコ代表DFアクラフ・ ハキミ(ボルシア・ドルトムント)とノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)について、”復帰濃厚”と言われているものの、決して一筋縄ではいかないというのだ。

 レアル・マドリードは、新シーズンも続投が決定的なジネディーヌ・ジダンとともに補強のオペレーションをスタートさせた。そのなかで、14人いるレンタル組のうち、誰を復帰させ、誰をさらにレンタルのまま鍛えるのか、そこが一つの重要なテーマになっているという。

 そうしたなか、今回の記事では、クラブが最優先で復帰させたいと考えていた、所属クラブで抜群の存在感を示すハキミとウーデゴールについて、しかし現在のようにコンスタントに出場機会を与え続けられるかどうかがポイントになっていると伝える。

 ともに強豪であるドルトムント、レアル・ソシエダで、レギュラーの地位を確立してみせた。それだけに記事では「いずれも優れた選手で、復帰に向けてジダン監督と話し合うことになるだろう。ただし、もしもベンチを温めたり、スタンド観戦が増えるようであれば、彼らの進化を妨げることになりねない」と、あくまでも21歳の二人の成長を推進することも大切だと捉える。

 実際、レアル・ソシエダは来季のウーデゴール残留を希望している(レンタルで2年契約を結んでいるとも言われる)。一方、ドルトムントで2年目のハキミには、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCが獲得に向けて興味を持っていると言われる。ただしハキミ自身は、いつかはレアル・マドリードのユニフォームを着てプレーすることを目標にしている。

 レアル・マドリードとしては、彼らを復帰させたい考えである。しかし、出場機会が限られる状況になれば、それが彼らにとって”ベター”であるのかどうか判断を迫られるところ。「現在は状況を考え直している」ということだ。

 特に2列目で結果を残すウーデゴールがどうするのか? 彼の決断は、久保の動向にもかかわってきそうである(ウーデゴールはトップ下、久保は右MFを主戦場にするが)。あるいは、久保とウーデゴールが揃って「白い巨人」のユニフォームを着てピッチに並ぶ姿も見てみたい気もするが……。

 レアル・マドリードはどのような体制になろうとしているのか。来季に向けて、さまざまな駆け引きと検討が行われている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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