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【鹿島】ザーゴ監督の母が亡くなる。死因不明、ブラジルメディアが伝える

鹿島のザーゴ新監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

67歳、指揮官は「あなたなしに、今の私はいません」とSNSで悲しみと感謝の意を綴る。

 鹿島アントラーズのザーゴ監督の母親であるオデット・トラヴォン・ザーゴさんが現地時間4月6日、ブラジルで亡くなられた。67歳、死因は不明。現地ラジオが訃報を報じ、ザーゴ監督も自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @antoniocarloszago )で、幼き頃と最近の母との写真とともに悲しみと感謝の言葉を綴っている。

 ブラジルのラジオ局『tupi.fm』は同6日、ザーゴ監督の母オデット・トラヴォン・ザーゴさんが、サンパウロの北西に位置するプレジデンテ・プルデンテで亡くなられ、死因は特定されていないと報じた。救急車により運ばれ緊急の処置が施されたものの、帰らぬ人となってしまったという。同じ日に新型コロナウイルスによって、イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の母がスペインのバルセロナにて、82歳で亡くなられたことについても触れている。

 また、ザーゴ監督はインスタグラムで貧しかった幼かった頃からを振り返り、「私たちはとても幸せでした。また、あなたの膝のなかにいられたらいいなと思ったこともありました。あなたなしに、今の私はいません」と、悲しみと感謝の気持ちを綴っている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるJリーグは中断され、鹿島も活動を休止中である。しかし同ウイルスの影響により、ブラジルは日本などからの入国規制をしているため、ザーゴ監督は帰国することも難しい状況だ。

 ザーゴ監督の本名(フルネーム)は、アントニオ・カルロス・ザーゴ(欧文 : ANTONIO CARLOS ZAGO)。1969年5月18日生まれ、ブラジル出身、50歳。

 現役時代はサンパウロ、ASローマ、ベジクタシュJK、そして柏レイソルなどでプレー。昨季はレッドブル・ブラジルを初の1部に昇格させ、その手腕が買われて、今季から鹿島を率ることになった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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