超一級の食材が揃う大分、片野坂監督は何をさばく?「包丁を買いました」
大分の片野坂知宏監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
指揮官もテレワーク。時間があるときは料理にトライ!
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いJリーグが中断されるなか、大分トリニータの片野坂知宏監督が4月15日、WEB会議システムでメディアに対応し、現在の心境や日々の暮らしとともに今後への抱負を語った。
Jリーグは開幕の第1節のカードを実施したあと、5月27日までの全公式戦の延期を決めた。同30日以降のスケジュールは「未定」となっている。
そうしたなか、活動休止により自宅作業(テレワーク)を続ける片野坂監督は、どのような日々を過ごしているのか。指揮官は次のように語った。
「こんなに自宅にいることもないので、何をしようかと考え、サッカーを見るのが一番ですが、今は(世界的に)ストップしています。そこで、サッカーから離れて、普段できないようなこともしています。自宅ですが映画を見たり、本を読んだり、ランニングで家の周りを走って軽い運動もしています。あと自炊をするようにして、料理にトライしています」
そして、料理をするための”アイテム”を整えていることを明かす。
「最近は包丁を新しくしました(笑)。ちょっと料理に挑戦してみようかと。まずは格好から入って、そこから徐々にレベルアップできればと思ってやっています」
魚も野菜も肉類も果物も、世界的に見ても”超一級”の素材が揃う大分で、果たして指揮官は何をさばき、どのような料理を作るのか? ちょっと気になるところだ。
ちなみに映画では『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞して、「最後、素晴らしかった」と感想を語っていた。
「選手もいろいろSNSを活用して発信して、ファン・サポーターの方を楽しませ、一緒に喜べる機会を設けようとしているので、私もいろいろ考えていきたいです。ただ、一番はまずこの新型コロナウイルスが収束するため、人との接触を避けることが大切です。そのうえで、協力できることはやっていきたいと思います」
ある意味、片野坂監督が大分の理解をより深める時間を過ごしている。
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[取材・文:塚越 始]