【横浜FM】實藤と水沼が明かす「運命的ではない出会い」。選手発案イベント、18時までインスタライブ展開
横浜F・マリノス。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
新人GKオビ「フォローしてくれないじゃないですか」の嘆きに、キャプテン喜田「お前にそこまで興味ない」。
J1リーグの横浜F・マリノスは4月18日、選手発案のオンライン配信企画「Stay Home with F・マリノス」をインスタグラム(アカウントは @yokohamaf.marinos)のインスタライブで展開している。同アカウントをフォローすれば誰でも視聴できて、今日18時まで配信する予定だ。
12時のスタートとともに、キャプテンの喜田拓也らが”公開ストレッチ”でファンとともに準備体操。そして實藤友紀と水沼宏太が対談し、出会いが小学校の全国大会であったエピソードを披露した。
實藤は徳島FCリベリモ、水沼はあざみ野FCのメンバーとして出場。最初の接点は、試合ではなく全国から集まったチーム同士の「お土産交換」だったという。そこで實藤は「宏太のことは、お父さん(貴史さん)が有名だったこともあり、みんな知っていた」と意識していたこともあり、水沼との”ファーストインパクト”を覚えていたそうだ。
そして2010年の広州アジア大会に臨んだU-21日本代表に二人は揃って選出され、優勝に貢献した。そこからはJリーグの試合で顔を合わせれば話を交わす関係になり、今季、揃って横浜F・マリノスに加入し(水沼は復帰)、初めてJリーグでチームメイトとなった。
「運命的な出会いとまではいかないけれど、ちょくちょく接点はあったね」(水沼)
そのように二人は語り合い、息の合ったところを見せた。
また、實藤はアンジェ・ポステコグルー監督の印象について「オーラがある。一言を発すると、緊張が走る」とも語っていた。
そのあと徳島ヴォルティスから加入した梶川裕嗣と杉本竜士は、横浜FMの全員で揃って食事を取ることに新鮮さを感じたと語った。
さらに喜田と新人のGKオビ・パウエル・オビンナも対談。喜田が「昨シーズン半年間特別指定でプレーしたあと正式に加入して、印象に残る選手は?」と聞くと、オビは同じポジションである朴一圭の名前を挙げた。
オビ「周りへの気遣い、人間力が高くて、すごくビックリしました」
喜田「お前はまだ気遣いできないからな!」
オビ「やめて下さいよ、本当にそうだと思われますよ……」
喜田「(朴は)いろんな経験を積んでいるからな。30歳にしていろいろいじられているけど、琉球時代はめちゃくちゃ怖かったらしいぞ」
そのような会話をしたあと、オビが喜田に「僕のアカウント、フォローしてくれていないじゃないですか」と嘆くと、喜田が「お前にそこまで興味がない!」と一刀両断にした。
さらにこのあと「筋トレ」組が登場するなど、選手たちが複数のグループに分かれ、まさにチーム一丸となって、18時までライブ配信する予定だ。
この企画は、 新型コロナウイルスによる外出自粛を受けて自宅などにいる時間を、より楽しく過ごしてもらおうと選手の発案で実現。特にファン・サポーターとともに、この困難をF・マリノスとともに乗り越えようという強い思いを込めて、様々な企画を配信する予定だ。クラブは「限られた時間となりますが、 ぜひ楽しいひとときをお過ごしください」と呼び掛けている。Youtubeのクラブ公式チャンネルでも追って配信される。
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[文:サカノワ編集グループ]