倒産危機…新潟の是永社長が決意「何があってもアルビレックスを守る」

新潟サポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「意味不明レベルの危機」。そのなかでも、新たなオフィシャルクラブパートナーを獲得。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴いJリーグが中断されるなか、アルビレックス新潟の是永大輔社長が4月18日、自身のツイッター( アカウントは @_kore_)を更新して、2019年の「クラブ史上最大の存続危機」を過去最高益で乗り越えたものの、2020年は「意味不明レベルの危機」に直面していると明かした。

 是永社長は次のようにつぶやいた。

「2019年がクラブ史上最大の存続危機だと思っていた。過去最高益で乗り越えた。すると、2020年は意味不明レベルの危機が訪れた。今後、存続のため、アルビファミリーの皆さんにお願いをさせていただくこともあると思います。よろしくお願いします。何があっても、アルビレックス新潟を守る!」

 新潟県を含む40道府県に非常事態宣言が発令された17日、アルビレックスは同日からの活動休止を発表した。また、是永社長は地元のNST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟に出演。現状のままでは、9、10月にも資金ショートにより倒産もあり得る厳しい状況に置かれていることを明かした。

 是永社長が出演した際、次のように語っている。

「クラブを維持するためには、毎月1.5億円から2億円が掛かります。このまま自然体で何もないまま進んでいくと、9月から10月くらいにキャッシュがなくなります。つまり、倒産すると。そのキャッシュをいかに集めていくかということを、最優先でやらなければいけないと思います」

 是永社長はツイッターでも「NSTさん、TeNYさん、いつもありがとうございます。アルビだけじゃない。世界中全ての人々が苦しんでいます。一緒に乗り越えよう!」と発信し、両メディアに出演した際の「地域を守るために(練習を)自粛した」「9月から10月くらいにはキャッシュがなくなる。倒産すると」という字幕が出ているスクリーンショットも添付した。さらに、コメント欄での新潟ファンとのやりとりを通じて、是永社長は「すみません。煽るつもりはないのですが、このまま自然体で進むとそうなります、という話です」とも補足していた。

 そうしたなかで新潟は18日、越後天然ガス株式会社が新規のオフィシャルクラブパートナーに加わったと発表している。クラブにとって、非常に心強いに違いない。

 過去の歴史を顧みれば、この感染症が収まるのは確かだが、それがいつになるかはまだまったく分からない。しばらくは「ウイルスとの共存」も考えなければいけないかもしれない。誰もが先行きを見通せずにいるなか、新潟がアクションを起こし、動き出した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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