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【名古屋】前田直輝が親子でオンライントーク「なぜグランパスに入ったの?」とストレートな質問も

名古屋の前田直輝。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

高速シザースのコツも伝授!

 J1リーグ名古屋グランパスのMF前田直輝が5月16日、オンラインイベント「選手と話そう」に登場し、ファンクラブ会員の親子と語り合った。サッカーからプライベートまで様々な話題について話すなか、参加した小学生の子供から「なぜグランパスに入ったんですか?」というストレートな質問も飛び出した。

 今回は前田の3歳になる息子も参加して、それぞれの親子と語り合う形に。サッカーの話はもちろん子育ての話までテーマは多岐に及んだ。

 そうしたなか、ある少年から「なぜグランパスに入ったんですか?」と、2018年7月にJ1昇格を争っていた松本山雅FCから電撃加入した理由について聞かれた。すると前田は次のように、移籍を決断した背景について語った。

「名古屋は、入りたいと思っても入れないようなビッグクラブ。声を掛けてくれたからこそ、入ることができました。当時は風間(八宏)さんが監督だったこともあって、風間さんのもとでサッカーをしてみたいという気持ちもありました。グランパスと言えば、誰もが知っているようなクラブで、プレーしてみたいと思いました」

 そのように、当時の気持ちを振り返っている。

 また、「前田選手のように、シザースを速くできるようになる練習方法を教えてください」という質問も受け、『高速シザース』を伝授した。

「ボールをゆっくりだけれどちゃんと前に進むスピードでチョンと転がして、両足で素早くまたぐ練習をしていました。意識してほしいのは、ボールをまたぐ時。ボールの真上だと効果的ではないので、前方でどんどんやっていくこと。少しずつ速くなると思います」

 他にも中学生のファンが描いた上手な似顔絵、前田グッズ一色のファンにも感動。貴重な時間を過ごした前田は、「一緒に頑張りましょう!」と呼び掛けて、鋭気を養っていた。

オンラインでの「選手と語ろう」イベントに臨んだ前田直輝。イベント後の取材より。

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[取材・文:塚越 始]

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