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大迫のブレーメン、ダメージ大きい1敗。レバークーゼンに1-4…新型コロナ中断からの再開初戦で

ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

降格圏の17位のまま。大迫はラスト5分間の途中出場。

[ブンデスリーガ 26節]ブレーメン 1-4 レバークーゼン/2019年5月18日/ヴェーザー

 新型コロナウイルスの影響で中断していたブンデスリーガが無観客による再開を迎え、大迫勇也が在籍する1部リーグのヴェルダー・ブレーメンは5月18日、ホームでバイエル・レバークーゼンと対戦し、1-4の大敗を喫した。日本代表FW大迫勇也はベンチスタートで85分から途中出場している。

 主力に負傷者が相次いでいる17位のブレーメンが、上位を争う強豪レバークーゼンにどのように立ち向かうのか注目された一戦。売り出し中のレバークーゼンの20歳、カイ・ハフェルツに28分に先制点を決められてしまうものの、30分にゲブレ・セラシェのゴールで同点に追いつく。

 しかし、そこから再びハフェルツに決められるなど3失点……。大迫は85分、ケビン・フォクトと代わって投入され、前線を一段と厚くして反撃を試みた。しかし、流れを変えるゴールをもたらすことはできなかった。

 ブレーメンのキャプテンを務めるニクラス・モイサンダーは試合後、「私たちはいいスタートを切れましたが、レバークーゼンはとてもクオリティの高いチームで、簡単にゴールを奪われてしまい試合を難しくしてしまいました。レバークーゼンのほうがより良く、たくさん走っていました。残り試合のためにもしっかり分析しなければいけませんね」と完敗を認めた。

 また、ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は「1-3まではオープンな展開でした。相手にチャンスを与えていたものの、私たちもチャンスを作っていました。運ではなく、ただ守備が悪かっただけ。とはいえ、これが最後の試合ではありません」と、前を向こうとしていた。

 ブレーメンは4勝6分15敗(28得点・59失点)で、自動降格圏の17位のまま。

 再開直前のブンデスリーガの総会では、結局、1部下位2チームの自動降格について、18チーム中1チームが反対したため最終的な決定には至らず。この件は「保留」のままとなっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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