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久保建英のレアル・マドリード復帰に影響?ウーデゴールがCL出場権を得た場合、ソシエダ残留を示唆

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

21歳のノルウェー代表が、現チームの一員として欧州チャンピオンズリーグに臨みたいと抱負を語る。

 スペイン1部リーグのレアル・ソシエダに所属するマルティン・ウーデゴールが6月2日に記者会見を行い、来シーズン、欧州チャンピオンズリーグにソシエダの一員として出場したいと抱負を語った。レアル・マドリードから2年間のレンタル移籍をしているウーデゴールだが、今シーズンの大ブレイクを受けて、契約を早め1年で復帰するだろうと言われてきた。しかし一方、彼はソシエダでの戦いに集中したいと常に口にした。果たして、来季、どのような選択をするのか? 同じくレアル・マドリードからのレンタル移籍でRCDマジョルカに所属する久保建英の動向にも関わってきそうだ。

『レアル・トータル』によると、リーグ再開を控えたウーデゴールは、「目標はチャンピオンズリーグに出場すること。それは世界中でプレーするすべてのサッカー選手にとっての夢でもあります。それを私たちは来シーズンやってみせたいです」と語ったという。

 ソシエダは現在4位。『マルカ』によると、ウーデゴールは「レアル・マドリードやバルセロナと同じような結果を残すことは難しいが、3位や4位で終えることはできるはずだ」と、具体的な目標を設定。自らの活躍で出場権を掴み取り、そしてCLの舞台に立つ――という青写真を描く。

 スペインリーグは当面、無観客試合で開催される。彼は「ファンがいないなかでプレーするのは難しいことになるでしょう。彼らは非常に重要な存在であり、いつもホームで素晴らしい雰囲気を作ってくれていました。彼らがいなくても、ホームで勝ち続けなければいけませんね」と抱負を語る。

 これまで、2020-21シーズンについて、ウーデゴールがレアル・マドリードに復帰した場合、代わって久保がソシエダに加わるのではないか? という噂が以前から出ていた。ただウーデゴールがソシエダに残留した場合、久保の動向にも何かしら影響を及ぼすか(レアル・マドリード復帰の可能性が高まる?)。

 もちろん、コロナ禍を経て変化した、クラブとジネディーヌ・ジダン監督の“思惑”も大きく関係してくる。待望のリーグ再開を迎える。その一方で、6月に入り、来シーズンを見据えた動きもより具体化していきそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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