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本田圭佑がブラジルで子供向けオンライン学校の創設へ動き出す

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

教育水準を引き上げる“ベース”を築くことを目的に。数多くの提案やメッセージが寄せられる。

 ブラジル・セリエAのボタフォゴFRに所属するMF本田圭佑が7月1日、自身のツイッター(@kskgroup2017)で、ブラジルで子供向けのオンラインスクール創設に向けて動き出した。

 本田は次のように、英語でつぶやいた。

「Could you help me if I make online school for children in Brazil? (もしもブラジルで子供たちのためのオンラインスクールを創るとしたら、手伝ってくれませんか?)」

 すると、さっそくコメント欄には数多くの提案が寄せられた。

 多くはブラジルの教育事情を伝えるとともに「協力をしたい」というメッセージで、本田も何件かに返信をしている。ブラジルに渡ったワールドカップ3大会連続ゴール中の男は、とりわけ教育水準が低いとされる地域で“ベース”を築くことができないかと思案している。

 そのなかで「公立学校の教員、研究者、教育を専門とする大学教授を紹介できます」「ボランティアとしても参加したい」といった、具体的な支援をしようとするメッセージも寄せられている。さらには、ブラジルが社会構造的に抱える問題(納税システムなど)について詳しく伝えるコメントもあり、本田は関心を示すとともにブラジルの“現実”について理解を深めている。

 新型コロナウイルスの感染者数が増え続けるブラジルだが、リオデジャネイロ州選手権が再開された。ボタフォゴの選手たちはまだ健康と安全が確約されていないとあって、現地6月28日に無観客で開催されたADカボフリエンセ戦、この決定に異を唱える横断幕を掲げて入場していた。この試合に本田はキャプテンとしてフル出場し、6-2の勝利を収めている。ブラジル・セリエAに関しては延期が続いている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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