【鹿島】上田綺世が湘南戦で関節内に達する深い傷…全治約1か月
鹿島の上田綺世(町田との練習試合より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
横浜FM戦で2ゴールを決めてチームに初勝利をもたらしていた日本代表FWが戦線から一時離脱に…。
鹿島アントラーズは7月23日、前日のJ1リーグ6節の湘南ベルマーレ戦(●0-1)で負傷した上田綺世について、 チームドクターによる検査の結果、右足関節挫創で治療に約1か月を要すと発表した。5節の横浜F・マリノス戦で今季初先発を果たすと2ゴールを決めて、チームに初勝利をもたらした日本代表FWが、この連戦が続く苦しい時期に離脱することになってしまった。チームとしても痛いが、まず完治させて、再びピッチに立つ日を待ちたい。
クラブによると、湘南戦で2試合連続の先発出場を果たした上田は、後半にシュートを打った際、右足関節付近に相手の足が接触して受傷。60分に途中交代余儀なくされた。傷は関節内に達するほど深く、試合後にはロッカールームで緊急処置対応を行ったという。
上田は1998年8月28日生まれ、茨城県出身の21歳。鹿島の下部組織を経て鹿島学園高校、法政大学に進学。法政大2年時の昨年夏、鹿島への加入を決断した。昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)とE-1東アジア選手権で、日本代表として6試合に出場している。
J1リーグでは、今季4試合(208分)・2ゴール、通算17試合・6ゴールを記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]